マイコミ新書『電子書籍の真実』(村瀬拓男 著 / 819円・税込)、200ページ 毎日コミュニケーションズは24日、マイコミ新書『電子書籍の真実』(村瀬拓男 著)を発売した。元雑誌編集者で、電子書籍事業にも携わった経験を持つ弁護士・村瀬拓男氏が、電子書籍の権利問題、出版界の変化などを議論する。価格は819円。 高性能な電子書籍リーダーとしての側面も持つタブレット型端末「iPad」の登場により、急速にあわただしさを増した電子出版業界。その活気の裏側では、電子出版物における権利や法整備など多くの課題が残されたままとなっている。 本書では、大手出版社で長年にわたり雑誌編集や電子書籍事業に携わり、現在弁護士として活躍する村瀬氏が電子書籍業界を俯瞰する。「電子書籍とは何か」という原点を見つめなおし、日本における電子書籍の歴史や出版界の未来なども含め、業界の状況を整理し明確化。著者と出版社間の契約や権