「無くて七癖」ということわざがあるように、どんな人であれ多少の癖を持っている。癖の中でも比較的良く目にするのは「爪を噛む」という行為だ。一説によるとあの徳川家康も爪を噛む癖があったと言われている。 不安になると爪を噛む人、特に理由もなくなんの気なしに単なる習慣で噛んでしまう人、その動機は人さまざまだ。ただの癖ではあるものの、爪を噛み続けることで深爪となったりする為、やめるべき悪癖の一つとして数えられている。 だが、本能的に爪を噛むとすれば、それは何か大切な目的があって行われている可能性もある。そこで科学的に検証したところ、爪を噛むことは悪癖であるにもかかわらず、一般に思われているほど悪いことではなく、むしろ実際には利点があるのかもしれないというのだ。 1.爪を噛むと免疫機能が向上する この画像を大きなサイズで見る わたしたちの手はバイキンだらけで、爪を噛むのは極めて不潔なことだが、逆にこれ