宮崎県の東国原英夫知事(51)が、中山成彬前国交相(65)からまさかの衆院選出馬要請を受けた。8日、都内で行われた「九州横断自動車道延岡線建設促進中央大会」で、来賓あいさつに立った中山氏は「どうしても出てもらわないと困る」と、東知事に強烈なラブコール。現在、東知事を悩ませる国政転身論は、もとを正せば中山氏の『失言辞任→出馬辞退』から浮上したもの。東知事は突然のKY要請に不快感をあらわにしていた。 話題の両氏が出席したのは東知事が会長を務める九州の道路建設を訴える会合。宮崎、熊本両県選出の国会議員、地方自治体の首長ら約70人が参加した。 おきまりの「頑張ろう」三唱後、東知事のもとへツカツカと向かってきたのは、日教組をめぐる発言などでわずか5日で国交相を辞任した中山氏。自ら手を差し出すと「頑張ってね!」と謎のエールだ。困惑する東知事は握手こそしたものの、視線を合わせないように、その場をしの