東日本大震災の義援金の募金活動をしていた学生から金を脅し取ったとして、京都府警少年課と堀川署は7日、恐喝容疑で住所不定の建設作業員の少年(17)と、京都市右京区の塗装工の少年(17)を逮捕したと発表した。建設作業員の少年は容疑を認めているが、塗装工の少年は否認しているという。 逮捕容疑は3月22日午後9時ごろ、京都市中京区の路上で、東日本大震災の義援金募金活動を終え帰宅中の当時高校生だった男性(18)ら3人の後をつけ「集めた金どこや」などと脅し、3人が所持する現金計2万6千円を奪ったとしている。3人は当時、集めた義援金を持っていなかった。