監督のオファーを受けたアン・リー監督 42歳の若さでこの世を去った台湾出身の歌姫テレサ・テンさんの伝記映画を企画していることが、彼女の実兄によって明らかにされた。映画『ブロークバック・マウンテン』や『ラスト、コーション』などでおなじみのアン・リー監督に、監督のオファーをしたことが中国のメディア、聯合早報が報じた。 アン・リー監督映画『ラスト、コーション』フォトギャラリー テレサ・テンさんの実兄であるドン・チャンフーさんが現在会長を務める「テレサ・テン文教基金会」で、彼女を題材にした映画を企画し、さらにその監督を台湾出身のアン・リー監督に依頼したと、チャンフーさんは答えているそうだ。 ADVERTISEMENT テレサ・テンさんは1953年に台湾の雲林県で生まれ、1970年代から90年代にかけて、台湾のみならず、東アジアで絶大な人気を誇った。日本でも楽曲「つぐない」、「愛人」、「時の流れに身