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ブックマーク / animestyle.jp (7)

  • 85 今 敏さんが亡くなって6年経つ | WEBアニメスタイル

    今 敏さんが亡くなって6年経つ。いまだに僕の中では、今さんについて整理がついていない。 彼は僕よりも一つ年上だったが、その落ち着いた物腰はずっと年上の印象だった。亡くなった2年後に、自分が今さんよりも年上になってしまった事に気づき、それが納得できなかったし、切なくもあった。その後も「ああ、また今さんよりも年上になってしまった」と何度か思った。 今さんは次々に新しいタイプの作品に挑戦し、僕たちを驚かせてくれた。サイコホラーの『PERFECT BLUE』の次に、美少女コスプレ七変化もの(と彼自身が言っていた)の『千年女優』を作ったのも、その次に人情もののコメディ『東京ゴッドファーザーズ』を手がけたのも意外だった。時々、今さんが映画を作り続けていたとしたら、どんな作品を残したのだろうかと考える。 『千年女優』が完成した頃に、彼は「アニメ映画を10作りたい」と言っていた。やりたい事はたくさんある

    85 今 敏さんが亡くなって6年経つ | WEBアニメスタイル
    toshi20
    toshi20 2016/10/21
    「千年女優」を初めて見た時は、流れ込んで来た衝撃がデカすぎて言語化できず、1ヶ月くらい何も書けないみたいな経験だったので、正直あそこまでの出会いはなかなかない。Twitterがあったなら「ヤバイ」の3文字だね。
  • 新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 70<br />アニメファンなら観ておきたい200本 知る人ぞ知る傑作編 | WEBアニメスタイル

    新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 70 アニメファンなら観ておきたい200 知る人ぞ知る傑作編 2015年7月11日(土)のオールナイトは「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 70 アニメファンなら観ておきたい200 知る人ぞ知る傑作編」だ。「アニメファンなら観ておきたい200」はそのタイトルのとおり、アニメファン初心者にお勧めの作品を上映するオールナイトシリーズだ。もちろん、初心者だけでなく、ベテランのアニメファンも大歓迎だ。 第1回の「知る人ぞ知る傑作編」では以下の4の劇場作品を上映する。 『ユンカース・カム・ヒア』 『アリーテ姫』 『ボビーに首ったけ』 『グリム童話 金の鳥』 いずれも傑作でありながら、レンタルショップなどで視聴するのが難しい作品だ。4ともBlu-rayソフトになっておらず、『ボビーに首ったけ』『グリム童話 金の鳥』はDVDにもなっ

    新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 70<br />アニメファンなら観ておきたい200本 知る人ぞ知る傑作編 | WEBアニメスタイル
  • 西村義明プロデューサー インタビュー<br />第3回 コンテ作業の長い旅 | WEBアニメスタイル

    ── 田辺さんが劇的にスピードアップした瞬間は、どこかにあったんですか。 西村 いや、最後まで劇的にはならなかったです。 ── そうなんですか!? 編作業でも? 西村 最後の半年ぐらいですね、比較的止まらずに描いたのは。 ── それ以前は、やっぱり毎日マイペースで作業されてたわけですか。 西村 いや、マイペースではないんですけどね。ただ、追いつかないんですよ。1個1個、立ち止まってしまうので。 ── 田辺さんが「このカットの画はこれでいいのか」みたいなことを自問自答しながら進むから遅くなる? 西村 そうですね。自分がコンテを描くときも、それをやるんです。さらにまたレイアウトチェックで1回1回止まったり、レイアウトで通したのにラフ原チェックで止まり、原画チェックで止まり、とか。キツかったですねえ……。設計はもう終えてるんだから、もういいじゃないって思うんだけど、何か違うんでしょうね。 ──

    西村義明プロデューサー インタビュー<br />第3回 コンテ作業の長い旅 | WEBアニメスタイル
  • 西村義明プロデューサー インタビュー<br />第2回 田辺修が納得するまで映画は作らない | WEBアニメスタイル

    ── 田辺さんの画を活かすという方向になったのは、『かぐや』の企画初期から? 西村 うん、それが初志ですね。線、芝居、色のスタイル。田辺修という1人の才能が持っているものを全部活かす。 ── それは題材選びにも関わってくるわけですよね。 西村 もちろん。『山田くん』を終えたときから、高畑さんは「田辺修しかいない」と思っていて、田辺修がその企画に対して頷かないのであれば、その映画は作らない、と。「平家物語」の企画もあったし、アイヌの民話を映画にしようとしたこともあったし、宮沢賢治の作品をやろうとしたこともあった。でも、結局はすべて、田辺さんが1枚も画を描かなかったんですよ。 ── 企画が出ているのに? 西村 高畑さんが「これでどうだ」と言うんだけど、田辺さんのほうで実感が沸かなかったんでしょうね。それとも単なるサボり癖なのか、人じゃないから分かりませんけどね。でも、結果として1枚も描かなか

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  • 西村義明プロデューサー インタビュー<br />第1回 線の向こうにある本物を | WEBアニメスタイル

    2013年11月に全国劇場公開され、大きな話題を呼んだ高畑勲監督14年ぶりの新作長編『かぐや姫の物語』。日最古の物語と言われる「竹取物語」を、現代に通じる示唆に富んだストーリーとして再構築するとともに、高畑監督が志す「アニメーションの理想的なかたち」をとことん追求した破格の意欲作でもあった。約8年にも及ぶ制作期間を費やした舞台裏のドラマは、編に匹敵するほど興味深い。企画から完成まで、高畑監督らと苦楽をともにしてきた西村義明プロデューサーに、たっぷりとお話をうかがった。 PROFILE 西村義明(Nishimura Yoshiaki) プロデューサー。1977年、東京都出身。2002年にスタジオジブリ入社。『ハウルの動く城』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』の宣伝に参加後、『かぐや姫の物語』プロデューサーに就任。ドキュメンタリー映画『夢と狂気の王国』にも出演している。 取材日/2013年11

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  • 第1回 新海誠監督の成熟した作品。『言の葉の庭』 | WEBアニメスタイル

    明日(2013年5月31日)、新海誠の最新作『言の葉の庭』が公開される。新海監督はこの作品でさらに1ステップ、上のステージにあがっている。 改めて、新海監督について紹介することにしよう。彼は、アニメ界において特別な位置にいるクリエイターである。彼は、2002年に個人制作の短編『ほしのこえ』を発表している。この作品で彼は原作と監督だけでなく、作画、美術、撮影などを1人で担当。デジタルを効果的に使った映像表現は斬新なものであり、現代的なテーマとSF設定、思春期の淡い恋愛などを絡めた内容と共に、多くの観客から熱い支持を集め、アニメ界の寵児となった。 以来、『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども Chidren who Chase Lost Voices from Deep Below』と劇場アニメーションを発表。それらはいずれも彼が監督・脚を担当したオリジナル作品で

    第1回 新海誠監督の成熟した作品。『言の葉の庭』 | WEBアニメスタイル
    toshi20
    toshi20 2013/05/30
    ふむ。
  • 『じょしらく』水島努監督インタビュー<br />「萌えアニメ」としてブレずに作っていきたい | WEBアニメスタイル

    原作・久米田康治、作画・ヤスによるコミックをアニメ化したTVシリーズ『じょしらく』が、MBS・TBSほかにて好評放映中だ。落語家を生業とする5人のヒロインが、高座が終わったあとの楽屋で延々繰り広げるトークをひたすら描くという斬新なエンタテインメント作品である。監督はホラーからギャグコメディまで、幅広いジャンルを手がける水島努。キャラクターデザインは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の田中将賀が担当。現在、制作まっただ中の水島監督に、アフレコ終了直後にお話をうかがってきた。 PROFILE 水島 努(Mizushima Tsutomu) 1965年12月6日生まれ。長野県出身。1986年、シンエイ動画に制作進行として入社。『美味しんぼ』で初演出、その後『クレヨンしんちゃん』TV&劇場版シリーズに参加し、『ジャングルはいつも ハレのちグゥ』で監督デビュー。2004年にフリーとなり、以

    『じょしらく』水島努監督インタビュー<br />「萌えアニメ」としてブレずに作っていきたい | WEBアニメスタイル
    toshi20
    toshi20 2012/09/17
    萌え描写に自信がある萌えアニメの監督は萌え以外が売りであると言い、萌えに自信のない監督は萌えアニメを目指していると言ってしまう、という件が面白い。水島監督は萌えを目指すコメディ監督なのですなあ。
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