トヨタ自動車の豊田章男社長は24日、米議会の下院監視・政府改革委員会で行われた大規模リコール(無料の回収・修理)問題に関する公聴会で証言した。豊田社長は、トヨタ車の急加速問題の原因と指摘されている電子制御システムについて「誤作動は見つからず、設計上の問題はないと確信している」と強調した。豊田社長の証言、一問一答は以下の通り ◇ タウンズ下院監督・政府改革委員会委員長「公聴会の第2部に入ります。証言していただくのは、トヨタ自動車の豊田章男社長、北米トヨタ自動車の稲葉良●(=目へんに見)社長の2人です。委員会の伝統により、証言の前に宣誓をしたいただきます。お立ちになって、右手を挙げて宣誓してください」《2人が宣誓する》 タウンズ委員長「まず初めに、公聴会へ出席していただき、誠にありがとうございます。豊田社長には冒頭で5分間、ご説明をお願いします」 豊田社長「トヨタ自動車の豊田章男でございます。