テレビやスマートフォンなどを見る時間が1日3時間以上の子どもは、体力や運動能力が全国平均よりも低いことが、スポーツ庁の調査でわかりました。 それぞれの項目を数値化して合計した全国の平均値は、男子は小学生で横ばい、中学生は前年度よりやや増えて、過去最高となりました。 また、女子は小学生、中学生ともに5年連続で過去最高を更新しました。 ただ、数値がピークだった昭和60年度の調査と比較できる項目では、ほとんどが当時より低い状況はこれまでと変わりませんでした。 また、生活習慣との関係では、小中学生ともに、テレビやスマートフォン、パソコンなどを見る時間が平日2時間以上と答える割合が昨年度より増え、平日3時間以上の場合は、体力の合計点が全国の平均値よりも低いことがわかりました。 調査結果の分析に携わった筑波大学の西嶋尚彦教授は「今後、学校でもタブレット端末が普及すれば家で調べる時間も増えると思うので、