スマートフォンが普及し始めた2010年代以降、世界的に若者のうつ病や不安、自傷行為、自殺の割合が増加していることが報告されています。同様の状況はヨーロッパでも発生しており、海外メディアのAfter Babelが、ヨーロッパに住む若者の心理的苦痛の傾向について、性別や一人当たりのGDP、個人主義、宗教性の尺度に関連する調査を行っています。 The Youth Mental Health Crisis is International Part 4: Europe https://www.afterbabel.com/p/international-crisis-europe After Babelは学齢期児童の健康行動調査(HBSC)のデータを用いて、ヨーロッパに住む若者のメンタルヘルスに関する調査を行いました。HBSCは、ヨーロッパ51カ国に住む11歳・13歳・15歳の青少年数千人に対し、