パソコンやネットワーク上にある音楽や動画、静止画を、文字情報に頼らず音や色などの特徴から探し出すユニークな検索エンジン「トライメディア・ボルテックス(3つのメディアの渦)」を、北海道大大学院情報科学研究科の長谷山美紀教授の研究室が開発した。 音楽の場合は周波数や音の強さの分布、動画なら動体のスピードや場面の切り替えパターン、静止画なら色の分布や込み具合など、1000項目以上の特徴を数値化し、似ているデータを探す仕組み。音楽から静止画、動画から音楽など、メディアの種類をまたいだ検索もできる。 例えば、手元にある「祭り」の動画ファイルを入力すると、動画自体の特徴を解析。同じような祭りの動画だけでなく、似た絵柄の静止画や喜歌劇「天国と地獄」のにぎやかな序曲まで提示する。木漏れ日の映像から静かなワルツが、またピアノソナタの高音が続くフレーズから“氷原で叫ぶシロクマ”の映像が探し当てられたこともある
15歳の少年が、YouTubeの膨大な音楽ビデオライブラリを利用して、無料の音楽サービスを開発した。 この「Muziic」を開発したのは10代のDavid Nelsonさんで、YouTubeを活用する、「iTunes」に似たインターフェースを作成した。これを利用すると、YouTubeのビデオを操作することなく、音楽を自分のPCにストリーミングすることができる。iTunesに似たやり方でプレイリストを作成して、楽曲を整理できる。 CNETのブロガーであるMatt Rosoff氏がMuziicについて初めて記事を書き、好意的な評価をした。「YouTubeにアップロードされている曲ならどれでもMuziicで聴ける。これには、ほとんどの商用サービスで入手できない音楽、例えばPink Floydの「LIVE 8」での全演奏や2007年に行われたLed Zeppelinの一夜限りの演奏も含まれている」
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