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ブックマーク / jp.ign.com (15)

  • フロム・ソフトウェアの宮崎英高、攻略情報なしではプレイできないならゲームデザインに「改善の余地あり」と語る

    『ELDEN RING』のクリエイターである宮崎英高はPC Gamerのインタビューで、攻略サイトを活用してフロム・ソフトウェアの作品をクリアすることは「完全に正当なプレイスタイル」であるとしたものの、新鮮な気持ちで挑みたいプレイヤーが自力でゲームをクリアできないのなら同スタジオには「改善の余地がある」と語った。 「プレイヤーは当然、攻略情報を参考にするでしょう。ネットやコミュニティにはたくさんの情報が出ていて、秘密や攻略法を知ることができると思います」と宮崎は『ELDEN RING』のDLC「SHADOW OF THE ERDTREE」の発売に先立って説明している。「それは見込んでいます」 『ELDEN RING』のオープンワールドマップやダンジョンには、見落としがちな要素や非常に難易度の高いボスが満載で、特に強い意志を持ったプレイヤー以外は、攻略情報の活用がある程度必須となる。インタビ

    フロム・ソフトウェアの宮崎英高、攻略情報なしではプレイできないならゲームデザインに「改善の余地あり」と語る
  • 大手映画批評サイトRotten Tomatoes、宣伝会社が好意的なレビューに金銭を支払っていたとの報道で非難を浴びる

    映画テレビ番組のレビュー集積サイトとして有名なRotten Tomatoes。その存在はマーティン・スコセッシのような映画監督から批判を受けたこともあったが、このたび新たな報告が出され、消費者がサイトからのレコメンドを受け取る前に熟慮すべき理由がさらに増えたようだ。 Vultureは詳細な報道記事の中で、Bunker 15という宣伝会社が、デイジー・リドリーが主演した2018年の映画『オフィーリア 奪われた王国』の批評に手を加えたと暴露している。最初のレビューが到着した段階で、Rotten Tomatoesにおけるこの作品のスコアは46%だった(同サイトでは、スコアが60%を下回ると“rotten”(腐っている)の評価が下される)。しかしVultureの報道によれば、Bunker 15はあまり名前の知られていない批評家に対し、50ドルで好意的なレビューを投稿するよう報酬を支払い始め、実質

    大手映画批評サイトRotten Tomatoes、宣伝会社が好意的なレビューに金銭を支払っていたとの報道で非難を浴びる
  • XboxのActivision Blizzard買収に関するFTCとの裁判 全5日間のまとめ

    マイクロソフトと米連邦取引委員会(FTC)の1週間にわたる法廷闘争は、現地時間2023年6月29日、FTCが最終弁論を行ったことで幕を閉じた。この記事でIGNは、裁判が行われた5日間の主な出来事をまとめている。 マイクロソフトとFTCの法廷闘争は、2022年12月に、FTCがマイクロソフトによる687億ドルの巨額買収を阻止する計画を発表したことから始まった。先日、カリフォルニア州連邦裁判所は、FTCが請求した一時的差し止め命令を出し、マイクロソフトによるActivision Blizzardの買収は当分の間阻止された。 そして開かれた裁判では、FTCがマイクロソフトとActivision Blizzardに対して仮差し止め命令を課そうとしている。これが認められれば、FTCがこの取り引きの米独占禁止法の遵守状況を審査している間、マイクロソフトとActivision Blizzardは買収を完

    XboxのActivision Blizzard買収に関するFTCとの裁判 全5日間のまとめ
  • 「ゲーム条例」に関する書籍『ルポ ゲーム条例;なぜゲームが狙われるのか』が発売 問題を追ってきた記者によるノンフィクション

    香川県のいわゆる「ゲーム条例」について取り扱った書籍『ルポ ゲーム条例;なぜゲームが狙われるのか』が2023年4月14日に発売となった。Amazonでの価格は1892円(税込)だ。 おはようございます。 『#ルポゲーム条例』、早いところではきょうから書店の店頭に並び始めると思います。 情報公開請求で、あの不自然なパブコメについて報じてから丸3年。書籍化を支えてくれた全ての人に感謝です🥹 皆さんの感想をお待ちしています! https://t.co/tBpk824lJF — 山下洋平 / TV報道記者 (@y0he1_yamash) April 13, 2023 書籍『ルポ ゲーム条例;なぜゲームが狙われるのか』は、ゲーム条例について追ってきた記者・山下洋平によるノンフィクションだ。書籍はこの条例の不透明な制定過程や科学的根拠に疑問を抱いた記者が真相に迫り、地方から民主主義のあり方を問う

    「ゲーム条例」に関する書籍『ルポ ゲーム条例;なぜゲームが狙われるのか』が発売 問題を追ってきた記者によるノンフィクション
  • 『ELDEN RING』初心者向けガイド!チュートリアルだけでは分からない基礎と応用、最初は困惑するダクソ由来のシステム解説から見逃しがちな要素までTIPS20選

    『ELDEN RING』はフロム・ソフトウェアの死にゲー史上、最も親切な作りで間口が広いことは確かですが、これまでの積み重ねから引き継いだものが多い分チュートリアルだけでは汲み取れきれていない要素が少なくありません。そのため、過去にダークソウルシリーズをプレイしていないと分かりづらいシステムや習わしが存在します。この記事ではダークソウルシリーズファンの筆者が、基礎的なことから単純に知っておくと便利なことや見逃しがちな要素も加え、冒険を快適にする20のTIPSを紹介していきます。 最初はどの素性(クラス)を選ぶべき? 独特なレベルアップの仕様について おすすめのステータス割り振り方針 両手持ちは火力が上がる以外にも大きな利点がある 盾でガードしてもダメージをらってしまうとき 武器に戦技を付与する戦灰が一向に使えない場合 霊体を喚べる遺灰を入手したが、召喚方法がわからないとき 遺灰(霊体)を

    『ELDEN RING』初心者向けガイド!チュートリアルだけでは分からない基礎と応用、最初は困惑するダクソ由来のシステム解説から見逃しがちな要素までTIPS20選
  • 『サイバーパンク2077』副読本!ブレインダンスの設定を原作TRPGから徹底解説

    2077の原作となったTRPG『サイバーパンク2.0.2.0.』(以下「2020」)は1990年代に日語版が発売されているが、実はブレインダンスについて解説されたサプリメントは翻訳されなかったので、日語版ルールブックをお持ちの方でも詳しい情報はほとんど御存知ないはずだ。そこで記事では、2020の未訳サプリメント『Rockerboy』、『Protect & Serve』、『Live & Direct』、そして11月14日に英語版が発売された期待の最新版『Cyberpunk RED』の記述をもとに、ブレインダンスの解説をしていきたい。 ヴァーチャル・リアリティ温故知新 近年、ヴァーチャル・リアリティ(以下「VR」)は、多くの映画小説、マンガに登場するポピュラーな題材になった。現在の人々がイメージするVRは、ほとんどが『マトリックス』や『レディ・プレイヤー1』、『ソードアート・オンライン

    『サイバーパンク2077』副読本!ブレインダンスの設定を原作TRPGから徹底解説
  • 業界人が選ぶ、過去10年で最も優れていたビデオゲーム

    記事を読み進めて、J・アレン・ブラック氏、フィル・ハリソン氏、神谷英樹氏、ヨコオタロウ氏が選ぶ過去10年間で最もお気に入りの作品とその理由をチェックしよう。 プラチナゲームズ 稲葉敦志(『ベヨネッタ』) 『グランド・セフト・オートV』と『Monument Valley』です。GTAVは、当に面白いオープンワールドゲームのひとつの究極到達点だと思います。『Monument Valley』は、AAA一辺倒だったゲーム業界に地殻変動を起こしたようなインパクトがありました。現在のインディー隆盛に繋がるトップランナーだと思います。 カプコン 川田将央(「バイオハザード」シリーズ) あっという間の10年で、いろんなタイトルを遊んではきましたが、インパクトがあったタイトルはそこまで多くありません。それでもこの10年で最もインパクトがあったタイトルは間違いなく『Pokémon GO』だったと思います。2

    業界人が選ぶ、過去10年で最も優れていたビデオゲーム
  • マルチプレイヤー対戦でキレ落ちした相手の代わりにAIがプレイするようになることをソニーの特許が示唆

    この技術で実現できることが概要に書かれている。「マルチプレイヤーゲームが終了する前に相手のプレイヤーがやめたり、反応しなくなったりしたとき、その相手のプレイヤーに代わってコンピューターの操作によるプレイヤーがゲームを続ける。コンピューターのプレイヤーは、相手のプレイヤーのそれまでの動作の分析にもとづいて計算されたアクションを選んでプレイする。それによって、中断することなくマルチプレイヤーゲームを続けることが可能となる。この相手のプレイヤーのプレイスタイルは保存される」 例えば、対戦型格闘ゲームをプレイしているとき、キレ落ちや回線の不具合などで対戦相手が途中でいなくなっても、この技術があれば、それまでのインプットをたどり、それを複製することで対戦を続けられるようになるということだ。これは多くのゲームでとても役に立つだろう。反応をやめたり、AFKやキレ落ちなどをしたりするプレイヤーのために、ほ

    マルチプレイヤー対戦でキレ落ちした相手の代わりにAIがプレイするようになることをソニーの特許が示唆
  • 山羊たちの沈黙――『オーバーウォッチ』におけるメタ、1年の総括とGOATSの死

    かつて1年半ものあいだ『オーバーウォッチ』の競技シーンを席巻していたメタは、ダイブ・コンポジションと呼ばれていた。これはタンクであるウィンストンとD.Vaを敵方のバックラインに突撃させ、機動力の高いDPSがその突撃によって生じた隙をつき、すばやくキルにつなげて、敵の守りを崩すという戦術だった。 この戦術がメタを席巻したのは、スキル・シーリング、つまり個々人のプレイヤーの技量とチームとしての連携がもたらす可能性の上限が、ラインハルトを中心に設計されたコンポジション(*1)よりも、おそらく高かったことに起因する。ラインハルトのシールドの後ろからどんなに凄腕のヒットスキャンが狙っていようとも、タンクがそのヒットスキャンのところに飛び込んでいってしまえば、それで終わり(*2)だからだ。 *1 構成、創作といった意味。作においては、チームとして使用するヒーローの編成のこと。 *2 もちろん、当は

    山羊たちの沈黙――『オーバーウォッチ』におけるメタ、1年の総括とGOATSの死
  • 【SF史に残る(べき)ゲームたち】第0回 ゲームを正当に評価するために

    ゲームは、現代を代表する表現形式である。疑うならば、電車に乗れば良い。子どもも大人も、スマホを開き、ゲームに興じている。 これだけの大勢が日常的に接しているメディアである。人々の感性や認識に影響を与えないわけはない。しかし、そうであるにも関わらず、これまで、批評・研究は、正当な目を注いで来なかった。その理由は、人類が手に入れた新しい表現形式・メディア・芸術であるゲームの正当な価値を見誤ってきたからでもあるし、既存の方法論ではゲームを論じることが困難であった、という理由にも拠るだろう。 ゲームは、少なくとも映画が払われてきたのと同じぐらいには、注目され、論じられてしかるべき表現である。映画も生まれてまだ一〇〇年ちょっとしか経っていない新しいメディアであり表現形式であり、最初は単なる見世物であり神経を刺激するだけのものと考えられてきたが、二〇世紀における映画・映像が、単なる娯楽に留まらず、人々

    【SF史に残る(べき)ゲームたち】第0回 ゲームを正当に評価するために
  • 日本人を装っていたマーベル・コミックの新編集長が物議、本人が声明を発表

    今月中旬、マーベル・コミックはアクセル・アロンソに代わる新しい編集長として、副社長のC.B.セブルスキーを指名した。ところが、この判断は大きな議論を巻き起こしている。セブルスキーは、過去の一時期(2004年~2005年)において「Akira Yoshida(吉田晶)」という日人っぽいペンネームを使用し、その人物のバックグラウンドまで創り上げて日人を騙っていたのだ。日漫画風の作品を創作していたAkira Yoshidaが白人だったという事実を受け、アメコミ界に激震が走っている。 まずはセブルスキー人がIGNに対して発表した声明を見てみよう(声明の内容は、こちらの英語記事を参照している)。 私は偽名であるAkira Yoshidaの使用を約1年でやめました。分かりにくいことでしたが、この名前の元で私は創作やコミュニケーション、プレッシャーについて様々なことを学びました。未熟で、まだ色

    日本人を装っていたマーベル・コミックの新編集長が物議、本人が声明を発表
  • ValveがSteam上から200以上の低品質ゲームを削除、開発会社は操業停止に

    「ショベルウェア(質より量を重視したゲーム)」を生産することで知られる開発会社のSilicon Echo Studiosが操業を停止した。200以上もの同社のタイトルをValveがSteam上から削除したためだという。 Silicon Echo Studiosが開発したタイトルが「アセットフリップ(スターターキットなどありもののアセットだけを利用したゲームのこと)」だというレビューがユーザーから数多く寄せられたため、Valveが介入し同社のタイトル全てを削除した。 Polygonによせられたメールの中で、今回の削除は事前警告なしに行われたもので、スタジオの「評判が修復不可能なまでに破壊された」とSilicon Echo Studiosの代表者は主張している。「ユーザーをだます内容である」という通報が同社のゲームに対してユーザーから絶えず寄せられたとValveから説明を受けたが、「アカウント

    ValveがSteam上から200以上の低品質ゲームを削除、開発会社は操業停止に
  • 「ゼルダの伝説 BotW」にバグが少ない理由

    素晴らしいオープンワールドゲームならいくらでもある。「The Elder Scrolls V: Skyrim」、「ウィッチャー3 ワイルドハント」、「グランド・セフト・オートV」、「Fallout 4」など、巧妙に作り込まれた膨大なスケールのゲームは特に海外のタイトルが多いように思う。それらと比べても遜色のない国産タイトル「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(以下、BotW)だが、他のオープンワールドゲームより優れている点があるとすれば、バグの少なさなのではないだろうか。僕はハイラルの世界を150時間以上冒険しているが、バグらしいバグに遭遇したのは片手で数えられる程度の回数しかないのだ。 では、なぜBotWはこんなにもバグが少ないのか。「何年も入念に開発してきたからだ」とか「細かいところを丁寧に作り込む日人の職人魂が備わっているから」とか、そんな理由でも片付けられそうな気がするが

    「ゼルダの伝説 BotW」にバグが少ない理由
  • 「スプラトゥーン2」レビュー

    Nintendo Switchが発表された際、「スプラトゥーン」の新たなタイトルが登場すると映像で明らかになった。このころタイトルや詳細などは発表されておらず、私はてっきりアップグレード版が登場するのだと思っていた。しかしその後に発表されたのは「スプラトゥーン2」、新作だったのである。 「スプラトゥーン2」は、簡単に言えば前作の要素をさらにパワーアップさせた対戦アクションゲームだ。インクリング(イカ)と呼ばれる生物たちがインクを塗り合う4対4のバトルを繰り広げるという基は変わらない。そしてどのように進歩したかを書くと、前作に比べるとここが良くなっただの前は不満だったここが改善されただの、とにかく比較して良くなったことばかりを書くことになる。いや、そうなってしまうのだ。 そうなると「やはりアップグレード版では?」と思う人もいるかもしれないが、それは違う。「スプラトゥーン2」は確かに前作とコ

    「スプラトゥーン2」レビュー
  • なぜこのゲームが「モンハン」の次に売れるのか…?「Ice Station Z」から見る3DSという市場の特殊性とゲームの評価の難しさ(前編)

    ゲームライターをやっていると面白いゲームに山ほど出会うが、つまらないゲームと遭遇する回数も多い。今回も苦笑してしまうようなゲームと出会ったのだが、この作品は単なる低品質なものではない。“売れているタイプのつまらないゲーム”なのだ。 ニンテンドー3DSで「Ice Station Z」というオープンワールドゾンビサバイバルゲームが発売されている。多くの経験を積んでいるゲーマーからすればタイトル画面のフォントを見ただけで作のヤバさを理解できると思うが、実際のところ作はかなり出来が悪い。メタスコアも散々だし、もし私が作のレビューをIGN Japanで書いたら10点中3点あたりをつけていることだろう(つまり、ひどいということだ)。 しかし、日国内のニンテンドーeショップにおける購入者評価の平均は非常に高く、5段階評価の約4.5を記録している(2017年4月20日時点)。また、ダウンロード専用

    なぜこのゲームが「モンハン」の次に売れるのか…?「Ice Station Z」から見る3DSという市場の特殊性とゲームの評価の難しさ(前編)
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