【ソウル聯合ニュース】韓国の主要放送局と金融機関のコンピューターサーバーが一斉にダウンした事件で、原因となった不正プログラムが米国と欧州の計4カ国のIPアドレスから送られたことが25日、分かった。 警察によると、KBS、MBC、YTNの放送局3社と新韓銀行、農協系金融機関など計6社のパソコンに不正プログラムを送った海外IPアドレスのリストを確保し、これら4カ国のアドレスから不正プログラムが発信されたことを確認した。これに中国は含まれていない。 警察庁関係者は「攻撃を受けた機関ごとに海外IPアドレスが異なることもあり得る。現時点で確認された一部の攻撃が、これら4カ国から送られたという意味」と説明している。 警察はこの4カ国に、国際的な捜査協力を要請したもようだ。 サイバー攻撃が発生した後、韓国当局は中国のIPアドレス経由で攻撃があったと発表していたが、農協内で使用されているIPアドレ