『代数学は得意だけど,数学基礎論とかさっぱり分からない.論理とかマジイミフ』そんなアナタを対象に,ゲーデルの不完全性定理を解説してみよう! のコーナーです. 論理学と代数学(可換環論)との対応については,檜山さんによる素晴らしい記事があります: 古典論理は可換環論なんだよ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 ただ,『論理学といえばまずコレ!』とも言うべき『ゲーデルの不完全性定理』の代数学的表現については書かれていないようなので,ちょっぴり魔が差して,ここでゲーデルの不完全性定理の代数学的な表現を与えることにしました. だが,単にゲーデルの不完全性定理を代数学で表現するだけじゃあつまらない……倍プッシュだ……!というわけで,プラスアルファとして,その他色んな分野との関わりを含めて紹介します. 0. 理論は対応する代数を持つよ!: リンデンバウム代数 まず,論理学と代数学を対応させる第一の架け橋
はじめにパワーポイントというのは、今や企画書作成用ツールとしてビジネスになくてはならない存在になった感があります。ぼく自身も、本業は企画者なので、これまで数え切れないくらいの企画書をパワーポイントで書いてきました。そんな中で、最も気をつけ、また力を入れてきたのが「デザイン」でした。内容もさることながら、見た目の美しさや、読んでみたくなるような構成・演出、読みやすさなどに、何よりこだわってきました。なぜかといえば、企画書というのは、多くの場合、まず手に取ってもらうまでに大きなハードルがあるからです。その次に、実際に見て読んでもらうまでにまた大きなハードルがあります。 企画書というのは、書いたら必ず読まれるというものではありません。むしろ多くの企画書は、ほとんど読まれない運命にあります。なぜかといえば、企画書というのはたいていいくつも提出されるからです。一つの案件に対し、10個も20個も提出さ
話題 再開早々、こんな話題で何だかなぁとも思いますが、奇しくも今日はマーティン・ルーサー・キング記念日。キング牧師の情熱と勇気を讃えるため、自由と平等に関する政治的な意見を書いてみる事にします。記念日との関係は勿論こじつけです。本当は元記事に私が書いたブクマのオチャラけたコメントに思いのほか沢山スターを付けて頂き、発言する勇気を得たからです。ホッテントリーに絡むのは今回初めてなので緊張しております。 まず元記事はコチラある夫婦、その妻に思いを寄せる男性、この3人とは何の関係もない男性、おじいさん。この5人が乗っていた船が難破し、無人島に流された。その過程で、夫婦の夫は行方不明となり、島に流れ着いたのは4人だった。この時点で夫の安否はわからない。夫の安否を確かめるには、船を出して捜索するしかないが、妻には船をつくる能力や、直す力はない。船をつくり、直すことができるのは、夫婦とは縁もゆかりもな
web 「発表の場」としての個人サイトは絶滅しない。pxivのような場所に人が集まれば集まる程「発表したけれど誰も見てくれない(評価して貰えない)」人が増えるからだ。人が多く集まる場所で評価が集まるのは作品であり、作り手ではない。それを集約出来るのは個人サイトであり、アーカイブスや他の表現、表現者へのコンタクトをとる場所としてのポータル機能を持たせる事は個人サイトの役割であるからだ。 ◆多くの人が登録する事によって「作品」が埋もれるpixvイラストを発表する個人サイトは減っていき、pixivのような巨大投稿サイトで発表するのが主流になっていくんじゃないだろうか、という帰結をしている。これは合っていると思う。というか、既にそうなっている。イラストだけじゃない。「表現の発表の場」としての個人サイトはだいぶ衰退している。それは目に見える繋がりをどんどん強化していったからだ。「発表の場」としての個
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