「ドローン」と呼ばれる無人飛行機を世界的なIT企業などがビジネスの現場で実用化しようという動きが相次ぐなか、大手電機メーカーのソニーがドローンの実用化に向けた開発に乗り出したことが明らかになりました。 「ドローン」を巡っては、アメリカの「アマゾン・ドット・コム」が荷物の新たな輸送手段にする計画を打ち出すなど、世界的なIT企業を中心にビジネスに活用しようという動きが活発になっています。 関係者によりますと、このドローンについて、ソニーが実用化に向けた開発に乗り出したことが明らかになりました。 ソニーは、デジタルカメラなどに使われる目の役割を担うセンサーで世界トップのシェアを握っていて、この技術をドローンに活用し、人の目視では確認しづらい老朽化したトンネルや橋などのインフラを点検したり、農作物の生育状況を調査したりする用途を検討しています。 ドローンがもたらす経済効果は「空の産業革命」とも呼ば