“パリ初の全裸レストラン”として鳴り物入りでオープンした「オー・ナチュレル(O’naturel)」が、2019年2月をもって閉店することが決まった。 ヨーロッパのみならず世界を仰天させた話題店が消えてしまうというニュースに、フランス国民からも大きな反響が寄せられている。 パリで初めてのヌーディスト向けレストランとして「オー・ナチュレル」が開業したのは、2017年11月のこと。それから15ヵ月を経て、同店は2019年2月、営業を終了することになった。 「たった1年3ヵ月で……」と人は嗤うかもしれない。だが、この数字は割と健闘したほうだ。 たとえば、2016年にロンドンでオープンした同様のヌードレストラン「Bunyadi」は、3ヵ月ともたなかった。また日本でいえば、(服を着るタイプの)新規オープンした飲食店の約3分の1は、開業から1年以内に店を畳んでしまう。 「オー・ナチュレル」の経営者である