昨シーズン、インフルエンザを発症して治療薬を服用したあとに、高いところから飛び降りるなど、異常行動を起こした患者が42人いて、このうち4人が死亡していたことがわかりました。厚生労働省は、異常行動と薬の服用との因果関係は不明としたうえで「周囲の人は注意深く、経過を観察してほしい」と呼びかけています。 このうち4人が、飛び降りたり側溝に落ちるなどして死亡したということです。 異常行動をおこした人を年齢別に見ると10代が最も多く15人、10歳未満が11人と、子どもが特に多くなっています。 薬別では、タミフルが19人、新しい治療薬のゾフルーザが16人、リレンザが4人、イナビルが3人となっています。 厚生労働省は「治療薬を服用していない患者も異常行動を起こすことがあり薬との因果関係は不明」としたうえで「インフルエンザの患者は、家族など周囲の人が注意深く経過を観察してほしい。特に発熱2日目までに異常行