2010年12月31日9:00 オークション方式で、借り手に個人が融資(金利設定)する、というビジネスモデルで話題を呼んだ米プロスパー(Prosper)が、その方式をやめることになった。 2006年設立以降サービス提供してきたスタイルをやめ、プロスパーが金利設定をするモデルに切換える。 しかし、プロスパーが金利設定するというモデルは、競合のレンディングクラブ(Lending Club)が採用しているものと同類になる。 それをあえてモデル変更したのは、借り手のニーズはすぐ融資してほしいというものが多いからだ。 とともに、融資する人たちはクイックリターンと、正確なリスク度合いが知りたいというニーズがあった。 融資する人がリスクを推測し金利や金額を設定するという、旧来のオークション方式は機能しなかったということでもある。 11月の融資額でみると、レンディングクラブは1,300万ドル強。プロスパー