「キラキラネームは止めて。患者取り違えの危険性が増す」-。静岡県内の小児救急で活躍する男性医師が、先月30日に短文投稿サイト「ツイッター」でつぶやいた発言が議論を呼んでいる。「キラキラネーム」などと呼ばれる一般の読み方と違った読み方をする漢字を使った名前の子供が最近増えているため、急いで患者のIDを作成しないといけない救急医療の現場で、IDの作成間違いなどの弊害が出る恐れがあることを訴えたもので、小児科医療の現場に一石を投じることになりそうだ。 男性医師は、ツイッター上で勤務先の病院名や実名も明かした上で、キラキラネームは救急隊から名前の表記を説明される際に時間がかかるため、「バイタル(脈拍や体温など)の確認にまでに時間がかかってしまう」とツイートした。また漢字の説明に時間がかかる際は、いったんカタカナで患者のIDを作成した後に改めて漢字で正式なIDに変更するが、そのために必要な事務職員が