ソフトバンクやBONDIのウィジェットでは,携帯電話の各種機能やデータにアクセスする機能を持ち,従来のJavaアプリに迫る機能を実現できる。Web技術で開発できるため,Webページ開発者などの参入が期待できる。 HTMLやJavaScriptで記述する携帯ウィジェットの場合,パソコン向けWebページと同様にソースコードをユーザー側で確認できる。ノウハウを開示したくない開発者が敬遠するのではと懸念する声もあるが,「Webページでも内部のコードが見えることで,制作者が互いに参照しながら面白いサービスを生み出していった。コードを参照できることが,むしろウィジェットの市場を拡大させるだろう」(ノルウェーのオペラ・ソフトウエアのアンドレアス・ボーヴェンス デベロッパーリレーションズグループリーダー)という見方もある。 もちろんJavaなどと比べて,短所もある(表1)。現状のウィジェットの多くは,処理
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