北海道更別村に黒いキツネが現れ、話題になっている。全身が黒く、尾の先が少しだけ白いのが特徴だ。おびひろ動物園は「突然変異とみられるが、黒いキツネは珍しい」と話している。 黒ギツネは今月中旬から村内の学校や民家周辺に出没し始め、11日には地方公務員の高木徹さん(38)がスマートフォンで写真撮影に成功。高木さんは「黒いキツネは初めてで、写真を見た友人も驚いていた」と話す。その後もあちこちで目撃され、住民の間で人気者となっている。 野生動物に詳しい北海道大の池田透教授は「野生のアカギツネの変異か、飼育施設から逃げ出したギンギツネの変異の可能性がある」と話している。