コロナ禍で自宅での食事の機会が増える中、手軽に調理ができる冷凍食品の需要が伸びていて、小売り各社では取り扱い数を増やすなど販売を強化する動きが広がっています。 首都圏を中心に展開するスーパーの埼玉県内の店舗では、この春、食品売り場を改装して冷凍食品の取り扱い商品数を、それまでの500種類から800種類に増やしました。 このスーパーでは、去年の冷凍食品の売り上げが新型コロナ感染拡大前の2019年よりおよそ10%増え、ことしも増加傾向にあるということで、今後、ほかの店でも順次、冷凍食品の販売スペースを拡充していく方針です。 また、コンビニエンスストア大手のローソンは、国内店舗の3分の1に当たるおよそ5000店で、去年以降、冷凍食品の売り場を増設し、新たに刺身やデザートなどの販売を始めました。 冷凍食品メーカーなどで作る日本冷凍食品協会によりますと、去年1年間の家庭用冷凍食品の生産量は79万80
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