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ブックマーク / yaneuraou.yaneu.com (4)

  • 【連載】評価関数を作ってみよう!その1 | やねうら王 公式サイト

    将棋AIと言えば、探索と評価関数で構成されています。探索と評価関数が車輪の両輪のようなもので、その2つがうまく合わさって初めて強い将棋AIが完成します。 ところが、やねうら王系の最新の評価関数であるNNUEは浅い層からなるニューラルネットを採用しているので、新たに将棋ソフトを作ろうと始めた人がいきなりNNUEの実装をやろうとすると普通、挫折します。 そもそも評価関数が完成してもパラメーターが多すぎるので機械学習によってチューニングせねばなりません。機械学習を行うには、教師データが必要で、将棋AIの場合、自己対局により教師データを生成してそれを用いるのですが、そのためには大量の計算資源が必要になります。あと強化学習をするためのコードを書かないといけません。機械学習の理論を学ばなければなりません。 そのように、ちょっと中高校生ぐらいの人がご家庭のPC趣味将棋ソフトを作ろうと思った時に、いき

    totttte
    totttte 2023/12/26
  • 将棋で後手が途中で先後を選べるルール | やねうら王 公式サイト

    いまの将棋ソフト、人間からすると強くなりすぎて、ソフトの大会での先手勝率が高すぎることが問題になりつつある。例えば、先日の電竜戦では、先手勝率70.0%、後手勝率25.6%であった。 世界将棋AI 電竜戦が今日から開催される https://yaneuraou.yaneu.com/2021/11/20/the-world-shogi-ai-denryu-tournament-starts-today/ そこで、先手と後手が公平になるようなルールを考えようというのがこの記事の趣旨である。 二手ずつ指す コネクト6(6目並べ)は、先手が1手打ったあとは、後手、先手が交互に2手ずつ打っていく。 コネクト6(Wikipedia) https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%886 この方式、将棋でもできるか(た

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    totttte 2023/12/06
  • 角換りは終わったのかについて1万文字程度で | やねうら王 公式サイト

    先月のゴールデンウィークに行われた第33回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC33)で弊やねうら王チームが準優勝したあと(この準優勝は当に準優勝であって、ビールにおつまみで乾杯するという意味ではない)、角換りという戦型について以下のツイートをした。 角交換と言う戦型が終わった。 1886局面の指し手を覚えるだけで先手側は公開されてる水匠(探索局面数は1億までの任意)に対して評価値+300に出来ることが証明された。 大会で上位のソフトは+300から逆転は97%ぐらいありえないので(手数で引分はある)つまりは将棋AIの世界では角交換の後手は必敗。 — やねうら王 (@yaneuraou) May 8, 2023 この前者のツイートにはインプレッションが172万もあり、Yahooニュースや朝日新聞デジタルなど多くのメディアで取り上げられた。 AIで角換わりが終わった? 藤井聡太竜王「こちらの立

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    totttte 2023/11/28
  • 将棋の結論は千日手の可能性が微レ存 | やねうら王 公式サイト

    WCSC29(第29回 世界コンピュータ将棋選手権)の出場チームに対する解説をsuimonさんが記事にされています。 はてなブログに投稿しました #はてなブログ 第29回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC29)展望 – コンピュータ将棋研究Bloghttps://t.co/NEyT6cZTMF — suimon (@floodgate_fan) April 23, 2019 目を惹くのは、Qhapaqさんが先後、どちらの手番でも角換りを避けることを明言していることです。 角換わりに関して言えば、NNUEkaiのたややんさん(出場ソフト名は『水匠』)のソフトは、学習の結果、後手番の角換りを自然と指さなくなったそうです。 WCSC29参加予定の水匠は、現在、後手番で角換わりをほぼ指さず、他の有力戦法を学習した気がします。 番でどこまで通用するか、楽しみです! — たややん@水匠+NNUEk

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    totttte 2023/02/10
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