2012年6月10日のブックマーク (3件)

  • 貧乏人に足りないもの―『貧乏人の経済学』 - 事務屋稼業

    バナジー=デュフロ『貧乏人の経済学』はとてもおもしろいだ。ネットにはすでにすぐれた書評がいくつも出ているし、例によって訳者解説が充実しているので、ここでは個人的に目を引いた箇所を紹介させていただく。 「第9章 起業家たちは気乗り薄」で、著者たちはこう言う。マイクロファイナンスは途上国の貧乏人の生活向上にまちがいなく役立つものだけれど、それを主唱する人々が喧伝するほどには劇的な成果をあげるものではない。マイクロファイナンスは決して貧困撲滅のための「銀の銃弾」ではないという(だからダメだ、と言っているわけではないことに注意)。 それはなぜか、という謎解き自体もおもしろいのだけれど、ちょっと割愛する。結論部分からポイントのみ引用するので、詳細はぜひ文にあたっていただきたい。 貧乏人の事業はしばしば、特定の起業衝動の反映というよりは、もっと通常の雇用機会がないときに、仕事を買うための手段でしか

    貧乏人に足りないもの―『貧乏人の経済学』 - 事務屋稼業
    totuka
    totuka 2012/06/10
    なるほど RT @takumi_kb: “貧乏人に足りないもの―『貧乏人の経済学』 - 事務屋稼業”
  • 連載08) 教育の多様化で街興し! - Chikirinの日記

    <日の地方と若者の政治参加を考える特別連作エントリ> バックナンバーは下記です。 連載01)  新宮市に行ってきた! 連載02)   並河哲次 新宮市議 26才 連載03)   新人議員、大災害の衝撃! 連載04)   非常時対応とは? 復興とは? 連載05)   “ワンパターンの地方再生策”を脱するには? 連載06)   新卒就活カードを敢えて捨てた理由 連載07)   社会を変えたいなら、まずは自分の生き方を変えること 今日は、並河さんの選挙時の公約であった「教育の多様化」についてお聞きしました。 ★★★ ちきりん「教育分野について公約を掲げられたとのことですが、具体的にはどんな教育を実現したいのですか?」 並河氏「教育の多様性を実現したいです。先生だけに教えてもらうのではなく、社会の中の多彩な人と会う機会を子供に与えたい。学校にそういう人を呼ぶということだけではなく、子供たちをどん

    連載08) 教育の多様化で街興し! - Chikirinの日記
    totuka
    totuka 2012/06/10
    連載08) 教育の多様化で街興し! - Chikirinの日記
  • 「施し」から「環境」へ - dongfang99の日記

    ここのところブログやツイッターが生活保護の話題に完全に占拠されている状態だが、やはり気になったのは、再分配の「公平性」をめぐる感情の問題がほとんど語られていないことである。実名を上げて「不正受給」を告発した片山さつき氏のやり方は、率直に言って悪質極まりないものであるが、彼女をこうした行動に駆り立てているのは、「働き者の国民年金や、最低賃金より県によっては多くもらえる、正直な働き者がバカをみる」という*1、生活保護制度に対する世論の「不公平感」の存在がある。この不公平感自体は決して理解不可能というものではなく、こうした負の感情がどうしてここまで強まってしまったのか、そしてどのようにして「公平性」を回復できるのかについて、真剣に考えていく必要があるだろう。 一般的に言えば、政府の再分配に対する公平性を確保するためには、より均等な負担に均等な給付を対応させることが原則である。経済格差が存在しても

    「施し」から「環境」へ - dongfang99の日記
    totuka
    totuka 2012/06/10
    「施し」から「環境」へ - dongfang99の日記