NTTの光接続サービス「フレッツ光」の2008年度における契約件数の純増数が、前年度を下回ったことがわかった。純増数が前年度割れしたのは、2001年のサービス開始以来はじめてのことだという。 NTTによると、2009年3月31日現在でのフレッツ光の契約件数は1113万4000件。前年度に対する純増数は235万7000件となり、2009年2月に下方修正した目標値の250万件に及ばない結果となった。 NTTでは、2008年2月末に発表した2008年度の事業計画で、光接続サービスの契約純増数を340万件と設定。しかしその後伸び悩みが続き、11月にも目標数を280万件に下方修正している。 NTT広報では「景気悪化により、ブロードバンド接続に対する需要が冷え込んだことがおもな要因と見ている。普及が進み、母体数も小さくなっているが、ADSLサービスからの乗り換えも景気が回復すればまだまだ期待できる」と
前回までを振り返る--Unicodeコンソーシアムの影響力 前回はどこまでお話ししましたっけ。世界中の文字の収録を目的とした文字コード規格、Unicodeは、米国のIT企業を中心に結成されたUnicodeコンソーシアムが制定するデファクト規格に過ぎないこと。しかし公的な国際機関が定めるデジュール規格ISO/IEC 10646と同期することで、WTO/TBT協定にもとづき世界中の国々に普及させられるメリットを得たこと。 また、Unicodeコンソーシアム自体はオープンな組織だけれど、意志決定を行うUTC(Unicode Technical Committee/Unicode技術委員会)で一票を投じる権利を持つのは一握りの団体に限られること。そしてUTCはISO/IEC 10646のアメリカ・ナショナルボディであるL2委員会と合同でしか開催されておらず、同時にL2委員会とUnicodeコンソー
総務省の「携帯電話エリア整備推進検討会」第1回会合が3月13日実施された。この会合は,30万人がいるとされる携帯電話エリア外地域の解消を目的として,エリア整備計画や整備の具体策を検討するものである。移動体通信事業者や地方自治体の代表者,識者などがメンバーである。会合での議論を通じて,地方自治体と移動体通信事業者共に,採算の壁がますます高くなっている事態が明らかになった。 地方自治体の代表者からは,「県から移動体通信事業者にエリア整備を働きかけることが増えているが,採算が合わないということで進んでいない」(和歌山県),「NTTドコモとKDDI,ソフトバンクモバイルに整備をお願いしているが,断られることが増えている」(鹿児島県)といった現状が報告された。 現在エリア整備が進んでいない地域は,「平均で30世帯しか住んでいない」(島根県)というように,これまで以上に1基地局あたりの人口が少ない場所
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