太陽の国スペインに、ソーラーパネルをつかわない太陽熱発電施設があるという。その名も「ソーラータワー」! マドリッドから150km南にあるこの施設、「熱い空気は上に登る」という至極シンプルな原理を用いている。4.4ヘクタールにわたって地表2mの高さで張られたビニールシートにより、地表の空気が 50度まで熱せられ、空気は高さ200m、幅10mの煙突を登ることでタービンが回り、発電できるというわけ。夜や雨の日になると高まった地熱が放出されるので一年中通して発電できるのが特徴。発電量は平均 60kW/h。現在オーストラリアにも建設予定だ。 神奈川県出身。編集者・ライター。Webメディア『greenz.jp』、雑誌『ソトコト』などの編集部を経て独立。ものづくりや働き方をテーマに雑誌、Webメディア、書籍をはじめとする媒体で編集と執筆を行うとともに、企業サイトのブランディングにも携わる。日々取材をしな
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