【コンフィデンシャル】統一教会が告発する「日本収容所列島」(2010年9月25日更新) ●統一教会(世界基督教統一神霊協会)の信者が拉致監禁され、棄教を迫られる事件が跡を絶たない。六月にも、慶応大学院を修了した男性が東京都杉並区の自宅から失跡。拉致監禁を疑った婚約者が必死で捜している。 統一教会信者への拉致監禁事件は過去四十四年にわたり、約四千三百件発生(統一教会発表)。被害者たちはこれまで計二十件の刑事告発を行ってきたが、司法当局は一件も起訴しなかった。 被害者の一人、後藤徹の場合、拉致監禁・強制改宗は十二年五カ月に及んだ。後藤は〇八年解放後、刑事告訴したが不起訴処分となったため、今年六月、検察審査会に不服申し立てを行った。警察も、拉致監禁に親や兄弟など親族が関わっているため、民事介入を懸念してか及び腰だ。 マスコミもこの事件を報道しない。統一教会が霊感商法など社会的問題を起こして