ヤマガタデザインのグループ会社で田んぼの自動抑草ロボット「アイガモロボ」の開発に取り組む有機米デザイン株式会社は、井関農機株式会社より2億円の資金調達を完了したことを発表した。 井関農機が国内のベンチャー企業に投資を行ったのは今回が初めて。有機米デザインは日本を代表する農機メーカーである井関農機とともに、来年度から全国でアイガモロボを販売するための準備を進めていく。農業者の課題解決を通じて、国が掲げる2050年の(耕作面積あたりの)有機農業の面積比率25%の目標達成にも貢献していく。 資金調達と経緯について 来年度のアイガモロボ販売を見据え、販売、量産体制などを強化すべく資金調達(シリーズA)を実施。有機米デザインと井関農機は有機栽培をはじめとした環境負荷の低い農業に向けた農機開発や地方都市との連携などの面で共通点が多く、2020年3月から協業の可能性を検討し、2020年6月から実証試験な