2011年05月05日22:00 カテゴリ 書評 - 電子書籍を日本一売ってみたけれど、 やっぱり紙の本が好き 電子書籍を日本一売ってみたけれど、 やっぱり紙の本が好き 日垣隆 著者より献本御礼with賄賂(笑) この「賄賂(笑)」の使い方一つとっても、著者がいかに真剣に楽に楽しく生きることに心を砕いているかが見てとれる。それは結局、相手をいかに楽にするか、楽しませるかということと同義なのだから。 本書「電子書籍を日本一売ってみたけれど、 やっぱり紙の本が好き」の主題は、書名どおり電子書籍論。「電子書籍を日本一売ってみた」だけあって、それだけでも書籍業界関係者必読の一冊となっている。 オビより デジタル化は避けられない。それどころか、便利さに満ちあふれている。しかし同時に、習慣や伝統にも優れたものが無数にある。我々は、その両方の継承者でありあい。そう思いませんか-- しかしそこは「読者に損