ブックマーク / www.honzuki.jp (1)

  • 四次元の王者さんの書評 戦後経済史―私たちはどこで間違えたのか【本が好き!】

    の戦後経済復興、実は戦後ではなく、戦争遂行のための1940年体制がその原動力だった。その賞味期限は1980年代まで。これからどうする日?野口さんの自叙伝的な部分もあり、読みやすい。 とても読みやすかった。 日が戦後、奇跡の経済成長を遂げたのは、終戦で新体制ができたからではない。例えば「軍需省」は占領軍進駐までに大急ぎで看板を「商工省」に架け替えるなどして、官僚組織はそのまま残った。 1945年の農地改革は、実は戦時中、兵士の調達先である農村部の力をつけるために計画されたもの。旧民法の借地借家法も同じ趣旨で施行された。僕も、公的年金の原型がやはり、戦費調達目的で1944年にできたという知識があり、これには全く違和感はない。 驚きは、1949年インフレ抑止のためのドッジ・ライン、税制改正のシャウプ勧告、いずれも裏で日の官僚が糸を引いて占領軍の権威を利用したという説。たぶん真実に近いの

    四次元の王者さんの書評 戦後経済史―私たちはどこで間違えたのか【本が好き!】
  • 1