世界推理作家会議に出席のため訪問したフランス・グルノーブルにて(1987年)。手にするのは「ニコンF-501」。このカメラも松本清張記念館に展示されている。 松本清張(以降、清張)は、社会派ミステリーという新境地を切り開き、広範なテーマに挑み続けた国民的作家である。42歳から作家活動を開始し、40余年にわたり、長編、短編合わせ1,000以上の作品を残し、「点と線」「眼の壁」「砂の器」などがベストセラーとなった。また、フォトグラファーを主人公にした作品や写真に関連したテーマも多いことが知られている。 今回は、清張のために特別な改造が施された一眼レフカメラ「ニコンF3HP松本清張スペシャル(以降、F3清張スペシャル)」について、ニコンフェローである後藤哲朗のコメントをまじえて解説する。なお、「F3清張スペシャル」は、松本清張記念館(福岡県北九州市)に常設展示されている。 ニコンへの特別な依頼
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