本私は、暗算が苦手だ。そんな私がこの本に出会う事によって暗算を楽しいと感じるようになった。計算もパズルなんだという、数学好きの人にとってはアタリマエでしかない感動を味わっています。 この本で私が驚いたのは「左から計算する」という点。例えば 125+ 15という足し算があった場合、百の位から足していこう、というのがこの本で書かれている事の基本の一つ。うーん、そんなやり方学校では教わらなかったぞ。でも、実際にこのやり方でやると早いんだな。というよりアプローチが異なるだけで「面白さ」が倍増する。それだけじゃない。「じゃあ、こんなアプローチもアリなんじゃない?」と自分なりのアプローチを考えついたりする。脳の中で「何か」が弾ける。興奮の瞬間<それは言い過ぎ 加減乗除なんて電卓があれば良い、大切なのは計算ではなく答えだ、と思っていた私にとって頭を使って計算をするという事がこんなに楽しいと思ったことは