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ブックマーク / doramao.hatenablog.com (33)

  • コラーゲン由来ペプチドはコラーゲンではない - とラねこ日誌

    2月10日付けの記事*1でコラーゲンをべるとお肌ぷるぷるが受け入れられる背景を推測する話を書きました。はてな界隈では特に注目されませんでしたが、記事の転載されているブロゴスではコメントが二桁つくなどある程度の興味を持って見ていただけたようです。興味と謂ってもなるほどー、と謂うものから、いやそれは短絡的に過ぎるだろうと謂うような否定的なご意見まで様々でした。当該記事の目的はコラーゲン豊富な品をべる事の期待は類感呪術的だよね?と謂う指摘をする事でしたが、そこから派生した問題についての興味も大きいとの印象を受けました。それについてもどらねこ個人の意見を書いてみたいと思います。(予備知識のほとんどない方には楽しめる内容とはなっておりません。ご了承下さい) ■問題のきりわけ この話題を論じるにあたって気をつけなければならない点が数多く存在します。そのうち幾つかについて前もって書いておこうと思い

    コラーゲン由来ペプチドはコラーゲンではない - とラねこ日誌
  • 繰り返される不幸 - とラねこ日誌

    先日、ちょこっと立ち寄った屋にはスティーブ・ジョブズの伝記が山高く重ねられていました。そのとなりには、ちきりんのがあって、あーどらねこも一度くらいはを出したいなぁ、などとどうでも良いことを思ったものでした。 ■知ってる? 一緒にいたは「もったいないよねぇ、あんなに若くて。」と、聞いてきたのでどらねこは「うん、どうして亡くなったか知ってる?」と、尋ねてみました。すると「がんで亡くなったのよね、どうして手術しなかったのかなぁ」そうつぶやきました。日では不適切な代替療法に頼っていた経緯があまり知られていないような印象ですが、そのあたりはどうなんでしょうね? ■どうして? どらねこは、ネットでの情報から、ジョブズが『がん』であったこと、手術を受けなかったこと、それと幾つかの事療法を試していた事を知っておりました。そして、どうやらその一つがこのブログでたびたび採り上げている、『マクロビオ

    繰り返される不幸 - とラねこ日誌
    toya
    toya 2011/12/07
  • 何も行動しないで見ている事はつらいこと - とラねこ日誌

    代替療法関連だったでしょうか、以前どらねこはブログでこんな内容のことを書いた記憶があります。 不安を持つヒトが自身では何もしないでいることはそれだけで苦行である これは自分の経験を踏まえて書いた事ではあるのですが、周囲を観察していてもよく見かけるように思います。 ■ついつい何かしてしまう とるにたらないような事からこれはちょっと・・・と思ってしまうような事例など様々です。取るに足らないと思われる事例としては、こんなのがあります。 −口内炎ができた− あ〜、ちょっとほっぺたの内側赤く腫れてるかな(舌でコリコリ) −しばらくして− 腫れてたところどうなったかな、あ真ん中少ししろくなってるし(サワサワ) −またしばらく− あー、まだはれてるなー(つんつん)あ、痛い! −まをおかず− 無意識に(つんつん) 口内炎出来たときって、舌先で探ったり、ちょっと突いちゃったりしませんか?炎症なので、患部を必

    何も行動しないで見ている事はつらいこと - とラねこ日誌
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    toya 2011/08/05
  • 塩分とりすぎで何が悪いの?−塩のあれこれQ&A− - とラねこ日誌

    高血圧予防のために減塩をしましょう。これは事指導の現場では良く聞かれるお話です。でも、薄味の事って味気なかったりするんですよね。健康には気をつけたいけれど、どこまで注意したら良いモノなのでしょうか。それとは反対に汗がしたたり落ちるような猛暑では、熱中症予防のために塩分と水の補給が推奨されていたりします。 塩は減らせ、いや夏は補給するべき、いや、伝統的な調味料の塩分は体に悪影響は無い!など様々な情報が飛び交っており、一体どうしたらよいの?と悩んでしまうヒトもいらっしゃるかも知れません。 今回はそんな疑問にどらねこがQ&A方式で回答するエントリです。(回答内容は個々人の身体状況等により、当てはまらない場合がありますので、どうぞご注意下さい) ■基的(?)質問 Q1:塩とナトリウムは同じものなの? A1:ちがうものです 塩は用に精製された塩化ナトリウムの事をいいます。大部分を塩化ナト

    塩分とりすぎで何が悪いの?−塩のあれこれQ&A− - とラねこ日誌
  • サクラ見てきたよ - とラねこ日誌

    ■雨の弘前公園 今年もの実家である弘前でお花見をしてきました。満開にはまだ早い上にあいにくの雨模様、でも仕事の都合上この日だけしかいけなかったのでしょうがありません。 そんな風に思いながら到着すると・・・ 外堀のサクラは8分咲きぐらいでしょうか。さわやかな香りが鼻腔をくすぐります。いやぁ、しょうがないなんかじゃなくて、来て良かったよ。思いの外県外ナンバーの車も見かけましたし、園内は賑わっている様子です。 出店も盛況です。 どらねこ「やぁ、ミッ○ー!もうかってるかい?」 チュウタ「やだなぁ、他人のそら似ですよ」 今年もお化け屋敷がやってきました。 どら息子2号「こわいこわい。はやくいくー」 VOWでおなじみの三忠堂 う〜ん、イイ味! ■怒られた 花見そっちのけで看板とか女子中高みていたら怒られてしまいました。ゴメンナサイ、ちゃんと主役を映しますデス。 雨に濡れた花弁がまたステキですね。

    サクラ見てきたよ - とラねこ日誌
    toya
    toya 2011/05/01
  • マクロビ食は有効な放射線対策ではない - とラねこ日誌

    福島の原子力発電所が注目されております。放射性物質が放出され、原子力発電所周囲では長時間曝露した場合に将来健康に何らかの影響がでる事が否定できない強さの放射線量を記録したからです。健康への影響が懸念されないレベルでは比較的広範囲で確認されております。そして、今後の状況は予断を許さないと考えられております。 とはいえ、一部で噂されているような核爆発を起こすと謂う事態は発生し得ないものであり、必要以上に畏れる必要もないと謂うのもまた事実です。状況は冷静に把握し、普段通りの生活と節電生活を続けつつ、関係者の努力を信じて待つことが私たちに出来る事だと私は思います。しかし、必要と考えられる事態を冷静に見守ると謂う事を妨げ兼ねない情報が出回っております。それは善意の名の下に行われる根拠無きアドバイスです。 燃料や料、日常必需品の事などでアタマを悩ます毎日ですが、マクロビ批判ブログとしては見過ごすこと

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    toya 2011/03/17
  • 無介助分娩を好意的に紹介しないでください - とラねこ日誌

    ■新聞に無介助分娩の事例が掲載されていた 医師・助産師頼らず自宅出産 朝来の大森さん夫婦 朝日新聞のマイタウン兵庫に掲載された記事のタイトルです。記事内容は次の通りです。 朝来市和田山町の山あいにある朝日地区で、農業や養蜂などを営みながら自給自足の生活を実践している大森げんさん(29)、梨紗子さん(30)夫婦に10月、三男かやちゃんが生まれた。妊娠の確認以外は医師にも助産師にも頼らず、定期的な妊婦検診も一度も受けなかった完全な自宅出産。17日に産後1カ月を迎えるが、母子ともに健康だ。 かやちゃんの誕生は10月17日午後11時ごろ。同6時ごろから陣痛が始まり、格的に産む体勢を取り始めて3時間ほどで生まれた。「産むのは3人でもういいわ、と思うほど痛みはあったけれど、スムーズでした」と梨紗子さん。 長男つくし君(6)を助産院で、次男すぎな君(3)を病院で産み、毎月の妊婦検診などで自分の思いとは

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    toya 2010/11/19
  • マクロビと食養をホメオパシーに絡めて批判します - とラねこ日誌

    ホメオパシーの問題点とホメオパシー団体の主張の危険性が世間で話題になっているウチにホメオパシーとマクロビについて類似点を指摘し、問題の俎上に載せたいな、と考えております。その前にちょっと整理しておきたい部分があるので簡単に説明させていただきます。 ■マクロビと養 どらねこはマクロビオティックについて、栄養学的に誤った考えや医療忌避に結びつきかねない主張について批判してきましたが、少し紛らわしいのが『マクロビ』と『養』の関係ではないでしょうか。養というのは、石塚左玄の主張する事療養法を根原理とする事療養法で、マクロビもこの中に含まれます。どらねこはマクロビではない『養』についても併せて批判を行っております。どらねこがマクロビという名前を挙げることが多いのは、一般への浸透具合や過激な主張が目立つからであり、『養』についてもマクロビと同様、妥当性の無い主張であると考えております。

    マクロビと食養をホメオパシーに絡めて批判します - とラねこ日誌
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    toya 2010/08/31
  • ホメオパシーだけでなく - とラねこ日誌

    ■ホメオパシーについての学術会議会長談話への賛同 日助産師会のウェブサイトに8月26日、次のような文章が掲載されました。 「ホメオパシーへの対応について」日、報道関係者へ公表いたしました これが当該文書へのpdfリンク http://www.midwife.sakura.ne.jp/midwife.or.jp/pdf/homoeopathy/homoeopathy220826.pdf 文より引用 「ホメオパシー」への対応について 今般、日学術会議金澤一郎会長は8月24日付けで「ホメオパシー」の治療効果は科学的に明確に否定されており医療従事者が治療に使用することは厳に慎むべき行為という談話を発表されました。日助産師会はその内容に全面的に賛成します。 日学術会議の会長談話を受け、日助産師会は助産業務へのホメオパシー使用を会員に対して行わないよう徹底する事を表明しました。 「ついに

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    toya 2010/08/30
  • 妥当性に乏しいと考える代替療法を利用せずに済んでいるワケ(後編) - とラねこ日誌

    妥当性に乏しいと考える代替療法を利用せずに済んでいるワケ(前編) http://d.hatena.ne.jp/doramao/20100725/1280035664 妥当性に乏しいと考える代替療法を利用せずに済んでいるワケ(中編) http://d.hatena.ne.jp/doramao/20100729/1280378345 前編、中編では私たち家族が代替療法を採り入れずに済んだ理由や背景などを書かせていただきましたが、今回はなるべく多くの方が出産育児などにまつわる妥当性の乏しい代替療法を採り入れずに済む為にはどうしたらよいのだろう、という事を自分なりに考えてみました。もちろん私個人の考えなので、この方法論自体の妥当性あるものかどうかすら怪しいところですが、その点を考慮の上お読みいただけると助かります。 ■代替療法の妥当性を疑えるか はじめに妥当性に欠ける代替療法と書いているのですけど

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    toya 2010/08/13
  • 新生児へのビタミンK2投与関連の覚え書き - とラねこ日誌

    7/17 1件追加 ■資料等 特発性乳児ビタミンK欠乏性出血症の特徴について、全国調査成績を分析した結果*1、発症は女児1に対し、男児2.02であり、男性に多い。季節は夏期に多い。89.6%が母乳栄養で、混合6.3%、人工栄養2.9%という割合であった。発症者の予後は死亡13.6%、後遺症あり40.4%、全治が確認された例は46.0%であった。ビタミンK投与の有無では、特発症例129のうち、未投与は16例で不明が3例であった。 1999〜2004年で合計71例のK欠乏性出血症が報告されているが、そのうち53例はビタミンK投与歴があった*2。 予後を考えれば、予防できるのならなるべく予防すべき疾患であると思う。 1999-2004では、発症例のうち、投与歴のあるものの割合が高かったが、投与ルーチンを導入する医療機関が増え、新生児へのビタミンK投与が当然のように行われるようになってきたことが関

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    toya 2010/07/17
  • なんらかの不安を抱える子を持つ親が代替療法に嵌らないために - とラねこ日誌

    この記事で述べます『代替療法』は、子どもの健康を損なうおそれのある理論や思想などを持っているものをいいます。 例えば、通常医療で提供される治療法を否定したり、効果の確認されていない療法を通常療法と置換させるようなもの、治療法が確立されていない疾病等からの回復を謳うようなものに限ります。その点をご了承いただき読んでいただければ幸いです。 何らかの障害を抱えていたり、慢性疾患に苦しむ子どもを前に悩まない親は少ないと思います。そんな親の心を利用して代替療法は接近を図ってきます。それは善意であったり、藁にもすがる思いを利用するものであったり・・・ 過去記事では代替療法の問題点などを述べてきましたが、今回はなんで嵌ってしまうのだろう、出会う切っ掛けはどんなものだろう、どうして信用してしまうのだろうという事を主に考えてみたいと思います。 ■出産前 代替療法に接する機会は子どもが生まれる前からあると思い

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    toya 2010/07/12
  • なぜ助産師がビタミンK投与を怠ったのか - とラねこ日誌

    ビタミンK不投与で乳児死亡…母親が助産師提訴 YOMIURI ONLINE 記事 山口市の助産師(43)が、出産を担当した同市の女児に、厚生労働省が指針で与えるよう促しているビタミンKを与えず、代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与え、この女児は生後2か月で死亡していたことが分かった。 助産師は自然療法の普及に取り組む団体に所属しており、錠剤はこの団体が推奨するものだった。母親(33)は助産師を相手取り、約5640万円の損害賠償訴訟を山口地裁に起こした。 母親らによると、女児は昨年8月3日に自宅で生まれ、母乳のみで育てたが、生後約1か月頃に嘔吐(おうと)し、山口県宇部市の病院でビタミンK欠乏性出血症と診断され、10月16日に呼吸不全で死亡した。 <中略> しかし、母親によると、助産師は最初の2回、ビタミンKを投与せずに錠剤を与え、母親にこれを伝えていなかった。3回目の時に「ビタミンKの

    なぜ助産師がビタミンK投与を怠ったのか - とラねこ日誌
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    toya 2010/07/09