ウラジーミル・プーチン大統領から、秋田県の佐竹敬久知事に贈られたシベリア猫が2月5日、駐日ロシア連邦大使エフゲーニー・アファナシエフ氏にエスコートされて、成田空港から新しい家に向かう。 佐竹知事は単なる猫好きにとどまらず、3匹の雄と4匹の雌の計7匹を実費で自ら世話している。それもペットショップで購入したのではなく、捨て猫を保護したのだ。 プーチン大統領のプレゼントを受け入れる準備はすでに整えられている。昨年夏、成田空港に到着したこの猫は、経過観察のために同空港の動物検疫所に預けられていたが、佐竹知事は10月に初の対面を果たしていた。その際、「猫のサイズ・チェック」のための訪問であると、冗談まじりに話していた。というのも、トイレやエサの容器を買うために、事前にどれほどの大きさの猫なのかを知る必要があったのだ。 佐竹知事はまた、次のようにもコメントしていた。「私はもう65歳ですが、猫は15年か
永久保存されているレーニンの遺体を埋葬すべきか―。この問題は、ロシアでは年に1回ぐらいの頻度で必ず取りざたされる。各種アンケートでは、だいたい埋葬賛成が70%弱、反対が30%強という結果が出ており、とくに高齢者に反対意見が根強い。しかし実は、国民感情以外にも、そう簡単には埋葬に踏み切れない事情がある。 1924年にレーニンが亡くなると、ソ連政府は、「多数の国民の要望に応えて」、レーニンの遺体を永久保存するために、特殊な保存処理(エンバーミング)をほどこした。この措置は、実はスターリンの意思によるもので、新たな「宗教」を創り、国民の統治を容易にしようとした、と考える研究者が多い。 遺体の保存方法 保存方法を考案したのは、生物化学者イリヤ・ズバルスキーと解剖学者ウラジーミル・ボロビヨフ。その方法は、ズバルスキー本人の著作によると、臓器等を摘出し、ホルムアルデヒド溶液を主成分とする防腐剤「バルサ
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