仕事が全然終わらない。 書籍編集という仕事は自分の裁量である程度忙しさをコントロールできるものの、どうしても書籍発行という締め切りが設けられているため、ギリギリになってくるとひじょうに忙しくなる。 よく著者やイラストレーターが「締め切りがやばい〜!」みたいなことをいったり、「締め切り間に合わなかった!」みたいなことをいってるイメージがあるけど、あの人たちよりも編集の方が締め切りやばいのではないかと思っている。この人たちの手の早さ如何で私やDTP(紙面のデザイン・文字組みを調整したりする人)の忙しさが変わってくる。締切を催促する一方で、私も催促されている。 ときどき、ライターが逃亡して連絡が取れなくなることがある。こうなると最悪で、本当に間に合わないときは編集自ら執筆したりする。先日発行した書籍はライターさんが諸事情あって書けなくなってしまい、私が50ページ分くらい書いた。編集者は書く人では