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岡崎聡子さんは1976年モントリオール五輪に出場した元体操選手で、高校生の頃までは体操一筋の女性だった。2009年2月に覚せい剤使用で逮捕されたのだが、これが5度目。依存症と言ってよいだろう。ある意味では再犯率が高いと言われる薬物依存の怖さを体現しているケースだが、いったいそういう自分自身についてどう考えているのか。その2009年に獄中で書いてもらった手記だ。その後、彼女は刑期を終えて出所したが、現在もまた服役中だ。(『創』編集部) 私の薬物での逮捕は今回で5回目。薬物を始めてから合計すると10年くらい、生きている時間の半分くらいを獄中で過ごしていることになります。私がオリンピックにも出場した元体操選手であるため、逮捕のたびに報道され、家族には大きな迷惑をかけてきました。私自身は実から出たサビと思っていますが、家族は本当にやりきれない思いをしてきたと思います。
こう書くと、すごく親しく、頻繁に会って話をする仲だったと思う読者も多いかもしれません。ただ、Hagexさんも私もネット民であり、ウォッチャーでありました。当時、幾つかのあだ名(ハンドルネーム)を使い分けていたHagexさんと初めて会ったのは、ネットでお互いを個体認識してから実に8年の時間が経過していました。 当時、私は「切込隊長」を名乗っていたものの、すでに結婚をし、子供も生まれたばかりだったので、ネット社会特有のハンドルネームによる活動から、徐々にリアル社会に受け入れてもらえるような実名での活動に切り替えていた時期でした。でも、Hagexさんからしてみれば、私は「切込隊長」であり、そのハンドルネームを捨てても「元隊長」なのです。 つまり、「あー、あの切込隊長さんですか。その節はお世話になりました」「え、あなたがZoffさん?? あれってHagexさんのことだったの? 知らなかった」みたい
世の中、「不老」ブームである。発端は、世界的なベストセラーになった著書『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)だ。テーマは「100年時代の人生戦略」。著者の一人、リンダ・グラットンさんは、日本政府の「人生100年時代構想会議」に有識者議員として起用されている。 かつての不老ブームといえば、できるだけ長く健康な状態を保つという意味合いだった。「ピンピンコロリ」を目指そう! などと叫ばれた。これは、長寿国日本の「寝たきり大国」を揶揄(やゆ)した言葉で、「不健康長寿国」になるのを防止するためのスローガンだった。長くベッドに横たわる「ネンネンコロリ」に陥らないようにと。病床数が増えすぎた、日本の医療事情を是正するためのテーマでもあった。 それに対し、今回の「不老」は「長く働ける」という意味合いだ。なにせ、ブームの端緒になった本の著者は、英ロンドンビ
週刊誌的洗礼、というのがあって、誰しも初めてはなかなか度肝を抜かれる。それは、それなりに慎重でそれなりに脇の甘い、フツウの一般社会人が「そんなことはさすがにしないであろう」とごくフツウの感覚で考えることをいとも簡単に飛び越え、少しでも見えた脇の甘さからこぼれ出るものを、サラッと攫っていく根性にある。 (瀧誠四郎撮影) 以前、週刊文春出身の勝谷誠彦氏が週刊朝日の橋下徹氏に関する記事に対する意見を求められ「週刊誌記者としての訓練」という言葉を使っておられた。要は新聞記者になくて、週刊誌記者にあるものについて示唆していたのだと思うのだが、当時、大手新聞社記者というある意味では温室育ちの立場にあった私は、何故か甚くその言葉に感化され、それは一体何であるのか考えた。 当時の私のぬるい脳みそでは、危険なこともちょっと飛ばして書くくらいの度胸や、危険すれすれを見極める眼力くらいにしか想像力が及ばなかった
9月24日に行われた大阪府堺市長選挙は、4年前の前回と同様、大阪維新の会と他党が全面対決する一騎打ちという構図であった(公明党は自主投票)。そして、結果もまた前回と同様、無所属で現職の竹山修身氏が、大阪維新の会の新人候補を制して当選を果たしたのである。しかしながら、選挙戦は前回ほどの盛り上がりを見せず、投票率は6%以上も低下してしまった。4年前とは異なり、政界を引退した橋下徹氏の姿がなかったことも、その一因に違いあるまい。それでも、票集めにおける大阪維新の会の手口は、橋下代表の時代から何も変わっていなかった。だからこそ、首長選挙における維新と反維新の全面対決という構図も維持されているのである。 大阪維新の会は、まず現状に対する不満を煽動(せんどう)する。その上で、「改革」だとか「Change」だとかいった中身のない標語を声高に叫ぶのだ。実際、今回の堺市長選挙においても、大阪維新の会が掲げた
SMAPが結成してまもないころ、私は毎日放送でラジオ番組『MBSヤングタウン』のディレクターをしていましたが、フジテレビ系テレビ番組『夢がMORIMORI』の名物コーナー、「スーパーキックベース」に横山ノックさんにリーダーをお願いしてヤングタウンチームで出場したことがあるんです。大会には草なぎ(剛)君と森(且行)君が出演していたと思いますが、現場にやってきたふたり、特に草なぎ君の姿は既に華があるように私の目には映りました。『夢がMORIMORI』はSMAPがブレイクするきっかけとなった番組ですが、それ以前から関西ローカルでレギュラー番組を持たせて、『夢がMORIMORI』、そして『SMAP×SMAP』へと流れを作ったのはやはり元女性チーフマネージャーの力が大きい。アイドルというのはもちろん自分たちの力で大きくなっていくものですが、マネジメントとファンの支え、このトライアングルが上手く出来上
週刊誌的洗礼、というのがあって、誰しも初めてはなかなか度肝を抜かれる。それは、それなりに慎重でそれなりに脇の甘い、フツウの一般社会人が「そんなことはさすがにしないであろう」とごくフツウの感覚で考えることをいとも簡単に飛び越え、少しでも見えた脇の甘さからこぼれ出るものを、サラッと攫っていく根性にある。 (瀧誠四郎撮影) 以前、週刊文春出身の勝谷誠彦氏が週刊朝日の橋下徹氏に関する記事に対する意見を求められ「週刊誌記者としての訓練」という言葉を使っておられた。要は新聞記者になくて、週刊誌記者にあるものについて示唆していたのだと思うのだが、当時、大手新聞社記者というある意味では温室育ちの立場にあった私は、何故か甚くその言葉に感化され、それは一体何であるのか考えた。 当時の私のぬるい脳みそでは、危険なこともちょっと飛ばして書くくらいの度胸や、危険すれすれを見極める眼力くらいにしか想像力が及ばなかった
平本淳也(元ジャニーズ所属タレント) 1年前の今ごろ、週刊文春に今回の解散報道の先駆けとなる「ジャニーズ分裂後継者争い メリー喜多川恫喝」という記事が載った。実を言うと、僕はその記事に大きくかかわっていて、発売の1週間前に六本木ヒルズの事務所で週刊文春記者と打ち合わせをして、翌週発売という形に持っていった。僕はジャニーズに派閥が存在するのか、SMAPの担当マネジャーである飯島三智さんが退社するという話は本当なのか、直接ジャニーズ事務所に質問をぶつけた。すると、予期せぬ事態が起きた。なんと、メリー喜多川(ジャニーズ副社長)さん本人が現れて、「そんな事実はない。もし派閥なんてあったとしたら、それはすべて私の責任です。部下の社員が勝手なことをやってるんだ。それを証明しましょう。飯島、こっちへ来なさい!」という感じで飯島さんを呼び出したんです。その時に文春記者のいる前でメリーさんが飯島さんを恫喝し
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