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ブックマーク / sakuranomori.hatenablog.com (3)

  • これまでの出席回数を教えてください - 群馬大学 二宮祐研究室

    教員が「私のこれまでの出席回数を教えてほしい」と学生から頼まれて困惑するという話しを伺うことがある。出席回数が単位取得のための条件の一つになっている現代の大学において、そのような依頼を行う学生の気持ちもわかるところである。近年は学生が講義をサボらなくなったという風潮があるとはいえ、「最低限の出席回数を満たせることになるかどうか不安だ」、「単位を取得できないのであれば無駄な時間を使いたくないので今後はすべて欠席したい」、「単位取得に必要な出席回数から逆算して、あと何回欠席できるか確認したい」などの理由によって、さらに、わからないことについては教員に尋ねるべきだという「真面目」な風潮があるという理由も重なって、出席回数についての質問が生じることになる。なお、単位を取得できない学習がほんとうに無駄かどうかはわからない。また、他方、そうした「真面目」さは実のところ目新しくもあって、わからないことは

    これまでの出席回数を教えてください - 群馬大学 二宮祐研究室
  • 指導者としての資質・能力:大学の学長編 - 群馬大学 二宮祐研究室

    学長リーダーシップの条件 作者:出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2019/12/09メディア: 単行(ソフトカバー)経営学において研究されてきたリーダーシップ論と同じ部分と異なる部分について知りたいと思った。たとえば、金井・高橋(2004)では、観察、インタビュー、質問紙調査の回答を対象とした因子分析などから、多くの研究において「課題(仕事)関連」と「対人関係(人間)関連」の「ロバストな2軸」が見られるという(書とはまったく関係なくいま二宮が進めている研究に関連して、この2軸はあくまでもリーダーシップに関する研究なので、これを一般的なコンピテンシーへ「応用」する際にはそれなりのロジックが必要である)。たとえば、日におけるPM理論では、P(Performance function)が「課題(仕事)関連」であり、M(Maintenance function)が「対人関係(人間)関連」

    指導者としての資質・能力:大学の学長編 - 群馬大学 二宮祐研究室
    toya
    toya 2019/12/24
  • 東洋経済のネット記事「教育困難大学」について - 群馬大学 二宮祐研究室

    教育困難大学」に来る学生の残念な志望動機 必然的に起きる「5月病」に苦慮する教員たち https://toyokeizai.net/articles/-/219604 この記事の筆者は修士を取得なさっているようなので、「動機の語彙」という概念を聞いたことがあるかもしれない。「動機」は個人の思考や行動の理由をリニアに説明するものではなく、その思考や行動の理由として社会的に納得されると思われる、制限された語彙のリストから選択して語られるにすぎないというものである。当該個人もそのようなコミュニケーションの在り様の中に埋め込まれているのである。 「動機の語彙」とは、たとえば次のように説明される。 C.W.ミルズとアメリカ公共社会: 動機の語彙論と平和思想 原因、理由、目的、価値、規範、納得等のうち何によって動機を同定するかによって、学説史の基構図が描かれる。ミルズの動機の語彙概念は、原因論の否

    東洋経済のネット記事「教育困難大学」について - 群馬大学 二宮祐研究室
    toya
    toya 2018/05/26
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