民主党の鳩山代表は30日、自身の資金管理団体の収支報告書に記された献金者に故人や献金を否定している人がいる問題について、国会内で説明のための記者会見をした。 鳩山氏は弁護士による「調査報告書」を配布。それによると、事実でない「寄付」の記載は会計実務担当者の公設秘書1人によるもので、05年から4年間で計2100万円を超える。この公設秘書は、資金管理団体の収入の不足額を鳩山氏から預かった資金から補填(ほてん)する際に、故人などからの寄付を装った。調査を担当した弁護士は鳩山氏に、会計責任者と公設秘書の解任を指導したという。