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ブックマーク / science.srad.jp (12)

  • 除草剤「ラウンドアップ」がミツバチ大量死の原因との研究結果が発表される | スラド サイエンス

    大量のミツバチが突然消える「蜂群崩壊症候群」の原因や発生メカニズムについてはさまざまな仮説が提唱されているが、旧モンサントの除草剤「ラウンドアップ」がその原因となっているという新たな研究結果が発表された(全米科学アカデミー紀要、npr、バイエルの声明、Slashdot)。 研究者によると、この除草剤中の有効成分であるグリホサートがハチの腸内細菌を破壊し、それによって有害な細菌に感染しやすくなって死亡する原因となると指摘している。この研究を率いたErick Motta氏は「ハチがグリホサートに暴露するのを防ぐための適切なガイドラインが必要だ。これまでのガイドラインはミツバチが除草剤に影響を受けない前提で作られたものだからだ」と話す。 いっぽう、今年6月にモンサントを買収したドイツの大手製薬会社大手バイエルはこの研究について、少数のミツバチによるサンプルに依存しており、経済協力開発機構(OEC

  • 査読付き論文誌に「タコは宇宙から来た遺伝子を取り込んで進化した」 という内容の論文が掲載される | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2018年05月25日 15時59分 トンデモではないけど限りなくトンデモ? 部門より 宇宙から来た生命が地球上に存在する可能性について論じること自体は珍しいことではないが、その多くは科学的な根拠に乏しいまま議論されていた。ところが、このたび「タコは宇宙に由来する遺伝子を取り込んで進化した」と主張する論文が査読付きの論文誌であるProgress in Biophysics & Molecular Biology誌に掲載され物議を醸している(Science Alert)。 この論文の著者には一定の業績をもつ研究者も含まれており、内容としては「宇宙において隕石が生命を広め、隕石が地球に生命の起源となるものを運んで来たことで地球上の生命は生まれ進化していった」と言う主張を真剣に論じているようだ。また、「地球上の生命が隕石によって運ばれて来たウイルスを取り込むことで新

    toycan2004
    toycan2004 2018/05/26
    アンモナイトはどうなるんだって話。まぁ巻貝などと系統同じだから頭に内蔵詰まってるんだよな。
  • ヤマカガシの毒の有無に関する知識、いつ、どのようにして得た? | スラド サイエンス

    先週、兵庫県で小学5年生の男児がヤマカガシにかまれて一時意識不明となる事故が注目を集めたが、福岡県でも7月下旬に小学5年生の男児がヤマカガシとみられるヘビにかまれ、入院治療を受けていたそうだ。テレビの情報番組などではヤマカガシの見分け方なども取り上げられていたが、そもそもヤマカガシを毒ヘビと認識していない人が多いことも問題点として指摘されている(NHKニュースの記事、 神戸新聞NEXTの記事、 朝日新聞デジタルの記事、 西日新聞の記事)。 これについて、あるAnonymous Coward 曰く、 昭和40年代生まれのタレコミ子は、ヤマカガシは毒が無いと図鑑等で見た覚えがあるが、そうではなかったらしい。 毒の強さはマムシの4倍くらい脳内出血や急性腎不全、死亡例あり とのこと。ヤマカガシは1972年に死亡例が確認されるまで、長らく無毒と考えられていたそうだ。編集子も子供の時に何かので見た

    ヤマカガシの毒の有無に関する知識、いつ、どのようにして得た? | スラド サイエンス
  • マウスの毛包を大量に培養することに成功 | スラド サイエンス

    毛髪を生み出す「毛包」と呼ばれる器官を、大量に培養する手法を横浜国立大学の福田淳二准教授と景山達斗特別研究員らが開発したそうだ(NHK)。 実験ではマウスの細胞での毛包培養に成功し、さらにこれをマウスの皮膚に植え付けたところ毛が自然に生え替わったという。

  • 薬剤耐性菌が野生動物にも広がる | スラド サイエンス

    米国では年間200万人以上が薬剤耐性菌による感染症にかかっているが、野生動物の間にも薬剤耐性菌が広がっているそうだ(論文アブストラクト、 Scientific Americanの記事、 Motherboardの記事、 家/.)。 研究者がマサチューセッツ、カンザス、ニューヨーク、カリフォルニアの4州でカラスの糞を調査したところ、カリフォルニアを除く3つの州で薬剤耐性菌が見つかったという。病院や畜産物の生産における抗生物質の乱用が薬剤耐性菌の原因とされているが、これにより野生動物にも薬剤耐性菌が広がっていることが確認できたとしている。カラスだけでなく、薬剤耐性菌はカモメやハエ、ガ、キツネ、カエル、サメ、クジラなどからも見つかっている。また、カリフォルニアとワシントンの沿岸で採取した砂と水のサンプルからも薬剤耐性菌が検出されたそうだ。こうした野生動物の持つ薬剤耐性菌が人間の健康に与える影響に

  • アカシアは糖消化を不活性化する樹液でアリを奴隷化する | スラド サイエンス

    National Geographicによるとアカシアの樹液には、アリのショ糖消化を不活性化する酵素が含まれていることが分かった。 アカシアと共生関係にあるアカシアアリは、一度アカシアの糖類樹液を摂取してしまうと、樹液に含まれている酵素によって体内のショ糖分解酵素が永続的に阻害されてしまう。そのため、そのアリは二度とアカシア樹液なしには生きられなくなり、アリはアカシアをその他の動物から必死で守るようになり、死ぬまで労働を強制されるという。

  • 「鳥人間コンテスト」の危うさ、OBが指摘 | スラド サイエンス

    毎年の風物詩ともいえる読売テレビ主催の「鳥人間コンテスト」について、実際に過去に参加し、現在もOBとして現役世代を支える立場の大貫剛氏が、その危うさについて自身のブログで警鐘を鳴らしている。 大貫氏によれば、「鳥人間コンテスト」という「番組」と「大会」が別のものであり、事故については大会出場者の自主責任であるという一般的な見方は間違いであり、『大会運営全体が読売テレビの「視聴者参加型番組」の制作であり、大会参加者にはほとんど自主的な権限がない』と指摘。過去の事故についても読売テレビの「お願い」より公表されないままに終わっているとしている。 実際に、過去の事故についても2007年に起こった事故の訴訟について、年6月に「女性自身」誌で『鳥人間コンテストを提訴「落下の衝撃で動けない身体に…」』という報道があるまでは公にされたケースはこれまでほとんどなく、大貫氏によれば2006年にも後遺症を伴う

    toycan2004
    toycan2004 2013/09/06
    2chの発言と合わせて考えると今もこのルールのままの様子 http://science.slashdot.jp/comments.pl?sid=610750&cid=2455108
  • セシウム濃度グラフを見て独自解釈で「相関関係がある」と主張する人(たち) | スラド サイエンス

    放射性物質で汚染された農地は以前から問題になっているが、今年1月に農林水産省が「放射性セシウム濃度の高くなる要因とその対策について(米・大豆・そば)」という文書をまとめている。ここで、土壌中の放射性セシウム濃度とそこで採れた玄米中の放射性セシウム濃度をプロットしたグラフが紹介されている。このグラフを見ると、土壌中の放射性セシウム濃度が高い場合でも、そこで採れた玄米中の放射性セシウム濃度は必ずしも高いというわけではなく、また土壌中の放射性セシウム濃度が低くても、玄米中の放射性セシウム濃度が高い例もある、ということが分かる(~要因解析調査と試験栽培等の結果の取りまとめ~(概要)の3ページ目)。 だが、このグラフに対し独自に解釈して「土壌中の放射性セシウム濃度とそこで採れた玄米中の放射性セシウム濃度には相関関係がある」と主張する人が登場、議論になっている(Togetterまとめ)。「相関関係があ

  • ビッグバン理論には致命的な欠陥がある? | スラド サイエンス

    3 月、ESA (欧州宇宙機関) が持つ天文衛星 Planck が、宇宙誕生時の名残を伝える微弱なマイクロ波「宇宙マイクロ波背景放射 (CMB)」を最高精度で観測した全天マップを発表した (AstroArts の記事)。この Planck により得られた知見とこれまでに得られたヒッグス粒子のデータを組み合わせることにより、これまでのビッグバンを起源とする標準宇宙論の考えが変わる可能性が出てきたという (Nature News & Comment の記事、、家 /. 記事、arXiv:1304.2785 より)。 これまでの標準宇宙論 (ビッグバン宇宙論) では、最初期の宇宙はビッグバンの後インフレ的に拡張を続けてきたと考えられてきた。しかし、プリンストン大学の天体物理学者 Paul Steinhardt 氏のチームが先週投稿した論文では、CMB の観測で得られたデータなどから考えると、こ

  • 負極に昆布を使用すれば、リチウムイオン電池の容量が 10 倍に | スラド サイエンス

    せっかくなんで今回の話を理解するために必要なリチウムイオン電池の知識を. ・バインダー 電池の電極は基的に活物質とバインダーから出来ています. 活物質というのは実際にLiイオンを吸収・放出する材料です.ただ,粒子が大きいと内部までイオンが浸透するのが大変になる(使える容量が減る,充放電速度が遅くなる)ため,通常はナノ粒子化して使用します.こうすると表面積が増えてイオンの吸収・放出が速くなり(=充放電が速くなる),中心まできっちりイオンが入れるため容量もしっかり使い切れるようになります. その一方,ナノ粒子のままだとバラバラに崩れてしまいますし,集電極(外部と繋がっている電極)との電気的な接触も取れませんから,ナノ粒子をしっかり結びつけて全体の形状を保持するための「糊」が必要になります.これがバインダーで,今回の報告ではこのアルギン酸ナトリウムをバインダーとして15wt%使用しています.リ

    toycan2004
    toycan2004 2011/09/15
    どっちかというと耐久時間でしょう
  • 虫除けスプレーへの耐性を持つ蚊が現れる | スラド サイエンス

    広く普及している虫除け成分「DEET(ジエチルトルアミド)」への耐性を持つ蚊(ネッタイシマカ)が出現しているとNATIONAL GEOGRAPHICが伝えている。この遺伝属性は子孫にも伝えられるという(PNAS掲載の論文要旨)。 研究チームによると、耐性を持つ蚊は遺伝子の変異により蚊の触角にある感覚細胞が変化、DEETを感知しなくなるようになっていたという。さらにこの変異型同士で繁殖が進むと、DEET非感知型の比率は50%にまで増加したそうだ。 ただし、まだこの耐性を持つ変異型の蚊の数は少ないため、「虫除けが効かない蚊」が大量発生する可能性は今のところないとのこと。

    toycan2004
    toycan2004 2010/05/14
    "「DEET(ジエチルトルアミド)」への耐性を持つ蚊"/虫除け剤は産卵期の蚊が植物が発する物質(DEETに似る)に興味を示さない性質を利用する/上手く利用し産卵期も普段どうり植物から蜜や樹液を吸う蚊は作れないのかな?
  • 人間の最高速度、理論上は「時速64km」 | スラド サイエンス

    LiveScienceに「Humans Could Run 40 mph, in Theory」という記事が出ている。内容はタイトルの通り、「理論上は、人間は時速40マイル(約64km)で走ることができる」というもの。 記事によると、優れたスプリンターが走っている際に片足にかかる負荷は800〜1000ポンド(約362〜453kg)だそうだが、人間の足はもっと大きな衝撃に耐えられるようになっているらしい。 たとえば、スプリンターが全力で走っている場合に足にかかる負荷は、片足で跳ねるような動作をする場合に足にかかる負荷の30%程度しかなく、余裕があるとのこと。つまり、筋肉の収縮速度をより速くすることで、まだまだ人間の走る速度は向上できる、ということだそうで、その限界は(理論上は)時速35〜40マイル(56〜64km)程度と考えられるそうだ。 ちなみに、「世界最速」と言われるウサイン・ボルト選手

    toycan2004
    toycan2004 2010/01/29
    いろいろと考えてみるのも面白げ→考えた/貧乏ゆすりだって筋収縮なわけでその速さで足を動かせないわけではないと思う/どうやって貧乏ゆすりの速度を実現している機能を走る行為に組み込めばいいのだろう?
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