コウモリのような膜状の翼「飛膜」を持つ新種の恐竜Ambopteryx longibrachiumが木から滑空する復元動画(復元映像は25秒前後~)。約1億6300万年前に現在の中国に生息していた非鳥類型の獣脚類だ。(VIDEO COURTESY MIN WANG, INSTITUTE OF VERTEBRATE PALEONTOLOGY AND PALEOANTHROPOLOGY, CHINESE ACADEMY OF SCIENCES) およそ1億6300万年前、現在の中国の森に、実に奇妙な捕食者が住んでいた。コウモリのような膜状の翼を持つ小さな恐竜で、木から木へと滑空していたと考えられる。そんな新種の恐竜の化石が新たに見つかり、5月8日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された。 大きな膜状の翼をもつ恐竜の化石としては2例目となる。名前はAmbopteryx longibrachium。種