望遠レンズを使えば、遠くの様子を鮮明に撮影したり、人工衛星から地表の様子をかなり詳細に撮影できたりします。 では現在、もっとも身近な天体である月面を人類は地上からどのくらいの解像度で見ることが可能なのでしょう? アメリカ・グリーンバンク天文台に所属する天文学者のチームは、2023年1月10日に開かれた米国天文学会(AAAS)の第241回の国際会議で、世界最大の可動式電波望遠鏡「グリーンバンク望遠鏡(GBT)」を利用した次世代惑星レーダー技術の成果を報告しました。 その中でチームは、これまででもっとも高解像度で撮影された月面の画像も公開しています。 Planetary Defense & Science Will Advance With New Radar on Green Bank Telescope https://greenbankobservatory.org/planetary-