2023年4月1日のブックマーク (2件)

  • 萩尾望都、山岸凉子ら花の24年組に 「少女マンガ」のバトンを繋いだ。 83歳の巨匠が語る少女マンガ黎明期

    “水野なくして今の少女マンガはない”と言われるマンガ家・水野英子さん(83)。当時はまだ男性作家が中心だった少女マンガ界で、『星のたてごと』『白いトロイカ』など数々のヒット作を発表してきました。 今ほど少女マンガが多様でなかった時代に、初めて男女恋愛を真っ向から描き、「少女マンガ」の基礎を築いた立役者。手塚治虫に見いだされ、「トキワ荘の伝説の紅一点」として若き日を過ごした水野さんが、少女マンガの黎明期を語ります。(前篇を読む) ●少年を主人公に据えた『ファイヤー!』が与えた衝撃 制約が多かった少女マンガの世界で、水野は様々な作品を生み出していく。『星のたてごと』はマンガ史上で初めて格的な恋愛を描いたといわれる作品だ。また、歴史に材をとった『白いトロイカ』、社会問題をはらむ『ブロードウェイの星』など、エンターテインメントでありつつ骨太な作品をものしていく。『ハニー・ハニーのすてきな冒険』

    萩尾望都、山岸凉子ら花の24年組に 「少女マンガ」のバトンを繋いだ。 83歳の巨匠が語る少女マンガ黎明期
  • 「少女マンガという言葉すらなく 女性はジーパンもはけない時代に」 “女手塚”が拓いた少女マンガの地平

    “水野なくして今の少女マンガはない”と言われるマンガ家・水野英子さん(83)。当時はまだ男性作家が中心だった少女マンガ界で、『星のたてごと』『白いトロイカ』など数々のヒット作を発表してきました。 今ほど少女マンガが多様でなかった時代に、初めて男女恋愛を真っ向から描き、「少女マンガ」の基礎を築いた立役者。手塚治虫に見いだされ、「トキワ荘の伝説の紅一点」として若き日を過ごした水野さんが、少女マンガの黎明期を語ります。(後篇を読む) ●自分の意思を持って行動するヒロインを描きたかった 水野英子は少女マンガの世界を拓いた立役者である。といっても現代マンガの多様性に慣れた読者にはピンとこないかもしれないが、かつて少女マンガの世界は、今のように多種多様なものではなかった。 1955年、水野英子が弱冠15歳でデビューしたのは、「少女マンガ」という言葉すらなかった時代である。 「当時は『少女もの』『少年

    「少女マンガという言葉すらなく 女性はジーパンもはけない時代に」 “女手塚”が拓いた少女マンガの地平