「あのー」「えーと」「そのー」ーー。13日から始まった衆院予算委員会で、答弁席で言葉に詰まりまくっているのが、堀内詔子ワクチン担当大臣だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(51枚) 新型コロナのオミクロン株対策として検討されている、ワクチンの3回目接種の前倒し。1…
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東京五輪は一種の「Go To キャンペーン」ですよ。 昨年7月、Go To トラベルが実施される直前、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長は「移動自体が感染拡大につながらない」などと言っていましたが、旅行には飲食などさまざまなイベントが含まれています。結局、Go To トラベルが感染拡大に影響を与えることを示唆する論文が出ましたね。 東京五輪は全国から観客やボランティアがやってくる。彼らが日帰りの直行直帰をするのか、はなはだ疑問です。現在、東京都や埼玉県では1人の感染者から何人に感染が広がるのかを示す「実効再生産数」が「1」を超えています。つまり、感染が拡大傾向にある。それなのにどうして東京五輪を開くのでしょうか。明らかに矛盾しています。 ■「バブル方式」の意味すら知らない大会主催者側 感染リスクがあるのは一般人だけでなく、選手らも同様です。政府や都、大会組織委のずさんなバブル方式がそれを物
この状況でなぜ五輪を開催するのか、それが全く伝わってこない。どうしても五輪をやりたいなら、国民には想定されるリスクを正直に伝えるべき。リスクと開催意義を天秤にかけたうえで、「これくらいのリスクを背負ってでもやる意義がある」ということを明確にすればいい。僕が政治家なら、まず開催のメリットとデメリットを洗い出してそれをはっきり伝えます。 1964年の東京五輪は戦後復興のシンボルという意味が強かった。新幹線ができたり、いろいろな施設ができたり、突貫工事で事故や過労死で亡くなった方もたくさんいた。それでも当時は、ある程度の犠牲なら五輪をやるんだと、ブレがなかった。今回の東京五輪も、コロナによってかなり忘れられているけど、元を辿れば震災復興がテーマだった。今やすっかりそのイメージは吹き飛び、政府は「人類がコロナに打ち勝った証として(五輪を)実現する」と繰り返すようになりました。 何度も「コロナに打ち
税金ドロボーが出没だ。あろうことか予算案の審議中に行方をくらまし、職務放棄の議員がいる。自民党“魔の3回生”の池田佳隆衆院議員(51)だ。 前川喜平前文科次官が名古屋市立中で行った授業に対する文科省の録音・提出などの要請について、毎日新聞が18日に文教族の自民党衆院議員の関与をスッパ抜いた。その“犯人”こそが池田議員なのだ。 本紙は19日までの2日間、池田議員の国会事務所や地元・名古屋市の事務所、本人の携帯電話に再三問い合わせたが、音信不通状態。国会事務所に訪ねてみると、扉には<事務所にお越しいただき、誠にありがとうございます。あいにく不在にしております>(写真)との張り紙が。電気はついておらず、郵便受けには17日以降の新聞がたまっていた。 19日の参院予算委で、文科省の高橋道和初等中等教育局長は「(要請は)文科省の判断」と強弁したのに、なぜか池田議員は毎日のスクープ以後、雲隠れだ。 「池
クリエーティブな仕事をする時はビールやワインを飲むのが効果的――。“左党”にとっては夢のような研究結果が発表され、話題になっています。発表したのはオーストリアのグラーツ大学の研究チーム。軽くお酒に酔って一度心身を緩めることで、認識力と創造力を高めることができるというのです。 チームでは、70人の被験者にまったく同じ味のビールとノンアルコールビールを飲んでもらい、実験を実施。ビールを飲んだ人の血中アルコール濃度が0.03%の「ほろ酔い」加減になった状態で、いくつかの問題を解いてもらいました。 まずは、関係ない言葉の組み合わせからクリエーティビティーを測る「リモート・アソシエーツ・テスト(遠隔心理テスト)」。たとえば、“一見関係のなさそうな3つの言葉「スイス」「ブルー」「ケーキ」の前後にくる共通の言葉は何ですか?”といった問題です(答えは「チーズ」)。これを10題出題して答えてもらったところ、
13日に登場する下関国際(山口)は、創部52年で春夏通じて初の甲子園。高校野球の指導者を目指していた坂原秀尚監督(40)は、教員免許取得のために東亜大に通いながら、05年、大学近くの下関国際の監督に就任した。就任前に部員の集団万引が発覚、山口大会の抽選会直前で出場停止処分になるなど荒れ放題だった野球部を立て直した坂原監督の野球論とは――。 ■荒れ放題だった野球部を甲子園に ――野球部はかなり荒れていたと聞きますが。 「僕が来た当初はそうですね。突然、厳しい監督が来たとなって、(部員が)みんな辞めて最後は1人になりました。その後、3人戻ってきて4人になった。グラウンド整備や道具の扱いが、とにかくヒドかった。野球がうまい下手のレベルじゃない。そういうマナーを教えると、面倒くさがって辞めていくんです」 ――今年は主将の子が逃げたとか。 「そうです。今年に限らず、毎年います。イベントみたいな感じ(
辞任会見でも、またやらかした。稲田防衛相は記者から辞任を決めたタイミングを問われると、「かねてより総理と相談してきた。そのつど、そのつど自分の気持ちを伝えてきた」と答えた。 辞任の相談をしてきたのなら、安倍首相に「その原因」も説明しなければ不自然だ。稲田防衛相は日報問題を巡る監督責任を取って辞めるわけだが、日報問題について安倍首相は、特別防衛監察の実施中であることを理由に「一切、報告を受けていない」と国会で繰り返し答弁してきた。 辞任を相談していたなら、安倍首相にも日報問題を詳細に説明したのではないか。だとすれば、安倍首相の国会答弁は虚偽にあたる――。 記者団がそう繰り返しても、稲田防衛相は目を泳がせながら「漠然と相談してきた」とゴマカし続けた。この人の失言癖は一生直らない。
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