作家・東野圭吾さんの小説が初めて電子化されることが4月17日に分かった。出版社7社が協力し、7作品を24日から主要な電子書籍ストアで配信する。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外出自粛が続く中で、自宅にいながら本を購入できるよう電子化に踏み切った。 対象の作品は、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(KADOKAWA)、「プラチナデータ」(幻冬舎)、「流星の絆」(講談社)、「ダイイング・アイ」(光文社)、「疾風ロンド」(実業之日本社)、「白夜行」(集英社)、「容疑者Xの献身」(文藝春秋)。全て映画化またはドラマ化された累計100万部を超える作品で、販売部数の合計は1288万部に上るという。 東野さんは「外に出たい若者たちよ、もうしばらくご辛抱を! たまには読書でもいかがですか。新しい世界が開けるかもしれません。保証はできませんが」とコメントしている。 各社は「最初で最後かもしれない電子書籍化」としており