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2015年2月20日のブックマーク (1件)

  • ベタ・インベリス Betta imbellis

    赤や青の長いひれを持ち、どちらかが死ぬまで闘う魚として、あるいはコップで飼える魚としてよく知られているベタは、ベタ・スプレンデンス Betta splendensに品種改良を加えたもの。闘魚として古くから賭け事の対象にされてきたらしく、それだけ人間との関わりにも歴史があるから、長く改良を重ねた個体の中にはもはや原種とは似つかないド派手な姿になっているものもいる。 コンテストが開かれるぐらい、見た目についての品種改良が進んでいる観賞魚は他にもいて、盛んなのは金魚、錦鯉、グッピー。かれらも元は、色味の少ない地味な種だった。より美しく華やかで愛らしい姿を求めて、ブリーディングを繰り返す愛好家の執念と冷徹さは驚嘆に値する。何せ相手は生き物だから、全てが計画通りに運ぶとは限らない。その中で可能な限り遺伝形質をコントロールし、人為的な淘汰を行い、子が成長して親になりまたその子が成長して…という膨大な時

    ベタ・インベリス Betta imbellis
    tracye
    tracye 2015/02/20
    “原種ベタの美しさは東南アジアの熱帯雨林の土や枯れ葉を幾度もくぐり抜けて濾されて濾されて、静かに丸く澄みきった水からそっと生まれた宝石のよう。”