東名高速の足柄SA(下り線)で、カップ焼きそば「ペヤング」のイベントが開催中。SA内には、高さ6mにも及ぶ富士山型の「ペヤングタワー」や、焼きそばの香りがするという「ペヤング匂いゲート」も設置されています。 「ペヤングタワー」、高さはなんと6m! 東名高速の足柄SA下り線(静岡県小山町)で2018年4月14日(土)から、カップ焼きそば「ペヤング」のイベント「ペヤングジャック」が始まりました。 足柄SA(下り線)に設置された「ペヤング匂いゲート」(画像:中日本エクシス)。 SA内には「ペヤング ソースやきそば」の巨大オブジェを設置した「フォトスポット」や、商品を富士山型に積み上げた高さ6mにも及ぶ「ペヤングタワー」、さらには、焼きそばの香りがするという「ペヤング匂いゲート」などが設けられています。 この「匂いゲート」は洗車機のような門型のオブジェで、周囲には「この中を通るとペヤングソースやき
トンネルの天井に見られる巨大な扇風機「ジェットファン」、換気のための設備ですが、必ずしもすべてのトンネルに設置されているわけではありません。そもそもトンネル内の換気は、どのようになされているのでしょうか。 対面通行のトンネルでは朝夕で風向きが違うことも トンネルの天井に、一定間隔で巨大な筒が吊り下げられていることがあります。 中央道の恵那山トンネル下り(全長8490m)。天井から筒状のジェットファンが吊り下げられている(2013年6月、中島洋平撮影)。 産業機械メーカーの三井三池製作所(東京都中央区)によると、あれは「ジェットファン」と呼ばれる巨大な扇風機とのこと。「トンネル内を換気し、火災時には煙を外に排出する役割があります。もしもジェットファンが作動しなければ、排気ガスがトンネル内に充満して視界が悪くなり、仮に歩行者がそこを通れば、気分が悪くなるかもしれません」といいます。同社の製品で
「第二東名」とも呼ばれた新東名高速の神奈川県区間の建設が進むなか、その新東名高速と東名高速に並行する形でもう1本、自動車専用道路の整備計画が進行しています。この「厚木秦野道路」、どのような効果をもたらすのでしょうか。 通行無料 暫定2車線で整備 神奈川県内では2018年3月現在、東名高速(東名)に並行する新東名高速(新東名)の建設が進められていますが、これらに並行しもう1本、自動車専用道路の建設計画が進められています。 厚木秦野道路の概要。圏央道、新東名、東名を相互に連絡する(画像:国土交通省横浜国道事務所)。 道路名は「厚木秦野道路」。圏央道の圏央厚木ICから南西へ延び、伊勢原北ICで新東名と、秦野中井ICで東名と連絡、そこからさらに北西へ延び、秦野西ICで再び新東名に連絡するというルートです。なお、秦野中井ICを除く未開通区間のIC名などはすべて仮称です。 どのような道路なのか、事業を
高速道路のSA/PAは上下線で別々に設置されることが一般的ですが、近年、上下線の設備をひとつに集約したタイプが増えています。施設運営を効率化できるといいますが、一方でデメリットもあるようです。 3月開通「新名神」にも新たに誕生 2018年3月18日(日)に、新名神高速の川西IC~神戸JCT間が開通し、名神高速と中国道、山陽道を山間部経由で結ぶ新ルートが完成します。新規開通区間には、西日本最大の駐車台数という宝塚北SA(兵庫県宝塚市)も開設されます。 3月18日にオープンする新名神高速 宝塚北SAのイメージ。上下線集約型のSAとなっている(画像:NEXCO西日本)。 このSAは、「上下線集約型」であることが特徴です。一般的にSA/PAは、上下線で別々に設けられていますが、上下線集約型はこれを1か所にまとめたもの。宝塚北SAの場合、上り用と下り用の駐車場をはさんで商業施設やトイレなどが配置され
雪道では凍結や積雪防止のため、塩を主成分とする凍結防止剤が撒かれることがあります。これが、クルマを錆びさせてしまうという側面がありますが、金属の腐食を抑えるという新たな凍結防止剤をNEXCO中日本が試行導入します。どのようなものでしょうか。 新開発の凍結防止剤、その意外な正体 冬の道路には、凍結防止剤や融雪剤が撒かれることがあります。 冬、道路に撒かれた凍結防止剤がクルマに悪影響を与えることがある。写真はイメージ(画像:kvd62/123RF)。 これらの主成分は塩化ナトリウムや塩化カルシウム、つまり塩です。凍結を防止したり、雪を溶かしたりする効果がある一方で、金属を腐食させてしまうというデメリットもあります。このため、雪道を走った後は洗車をしないと、主として下回りが錆びてしまうともいわれます。 NEXCO中日本によると、凍結防止剤や融雪剤はクルマだけでなく、道路そのものにもダメージを与え
新東名の新静岡IC~森掛川IC間で、最高速度が100km/hから110km/hに引き上げられてから1か月余りが経過しました。スピードの出し過ぎや事故の増加が懸念されていましたが、実際はどのような状況なのでしょうか。 速度超過違反件数も減少 高速道路における普通自動車の最高速度は100km/hですが、現在、新東名高速と東北道の一部区間において試行的に、これが110km/hへと引き上げられています。 新東名高速の新静岡IC~森掛川IC間は最高速度が110km/hとされている。写真はイメージ(画像:PIXTA)。 新東名高速の試行区間は静岡県内の新静岡IC~森掛川IC間約50kmで、2017年11月1日(水)の試行開始から1か月あまり経過しましたが、この区間の交通状況はどう変わったのでしょうか。引き上げ後の事故や違反件数について、静岡県警高速道路交通警察隊に聞きました。 ――最高速度引き上げ後の
新東名高速の建設にともない、小田原厚木道路の厚木西IC~伊勢原IC間で2夜間通行止めを実施します。 新東名高速の新たな橋を架ける NEXCO中日本は2017年9月29日(金)、新東名高速の建設にともない、小田原厚木道路の厚木西IC~伊勢原IC間で2夜間通行止めを実施すると発表しました。 小田原厚木道路の通行止め対象区間(画像:NEXCO中日本)。 新東名高速の新たな橋を架けることが目的。比較的交通量の少ない夜間の時間帯に実施します。あわせて、神奈川県が管理する県道22号と県道63号の一部区間も夜間通行止めを実施します。詳細は、次のとおりです。 ●小田原厚木道路 ・規制日時:10月30日(月)21時から翌6時まで、10月31日(火)21時から翌6時まで ・区間:小田原厚木道路 厚木西IC~伊勢原IC間(上下線) ●神奈川県道 ・規制日時:10月29日(日)21時から翌6時まで(県道22号のみ
新しい道路の開通などにより、古い道路が「廃道」になることがあります。一般道では珍しくはないかもしれませんが、じつは高速道路でも、そのような区間が存在します。どのような経緯で使われなくなったのでしょうか。 中央道には約1kmにわたり「廃道」が 高速道路は必ずしも、開通時から完成形というわけではありません。「暫定2車線」として開通したり、交通量の増加に応じて拡幅されたりと、開通後も改良が重ねられています。 拡幅にあたってはたいていの場合、もとの道路が活かされます。たとえば中央道の上野原IC~大月IC間には、下り線が右ルートと左ルートに分かれる箇所がありますが、この右ルートはかつての上り線で、現在の上り線は新たにつくられたものです。こうすることで、上下2車線ずつから、下り4車線(右ルート、左ルートで各2車線)、上り3車線の計7車線になりました。NEXCO中日本は「既存のトンネルを拡げることが難し
高速道路を走っていると路肩や中央分離帯に、数字が書かれた小さな標識「キロポスト」が断続的に現れます。この標識、高速道路では不可欠な存在だといいますが、どのような役割があるのでしょうか。 数字は距離を表す 高速道路では、路肩や中央分離帯に、数字が書かれた小さな標識のようなものが断続的に設置されています。 高速道路の路肩には、数字が書かれた標識のようなものが設置されている。写真はイメージ(画像:写真AC)。 これは、路線における起点からの距離を示す「キロポスト」と呼ばれるもので、たとえば「111.1」と書かれていれば、その場所が起点から111.1kmの距離にあることを示しています。なぜこれほどたくさん設置され、そしてどのような役割を課されているのでしょうか。NEXCO中日本に聞きました。 ――キロポストは高速道路上にどれくらい設置されているのでしょうか? 本線上では0.1km(100m)間隔、
高速道路には、行く先の渋滞状況や所要時間を伝える電光式の道路情報板がありますが、この情報に時折、三角形のマークが表示されることがあります。このマークは何を表しているのでしょうか。 マークを「経路選択に役立てて」 高速道路の随所に設置された電光式の道路情報板では、たとえば「横浜町田-厚木 渋滞8km」といったように、そこから先や周辺の渋滞情報などが表示されます。 首都高の入口に設置された道路情報板。渋滞の所要時間情報の右側に、赤い三角マークが表示されることがある(乗りものニュース編集部撮影)。 一部の高速道路では、渋滞の文字情報に加えて、三角形のマークが現れることがあります。この表示を実施しているNEXCO中日本に、三角マークの意図を聞きました。 ――道路情報板に表示される三角形のマークは、どのような意味があるのでしょうか? 渋滞が増加傾向にあることを示すもので、右上がりの赤い三角形を表示し
トンネルをクルマで走っていると、オレンジ色の照明をよく見かけますが、近年は数を減らしているそうです。なぜあの色だったのでしょうか。 オレンジ色が採用されたワケ 高速道路などのトンネルでは、オレンジ色の照明を目にします。屋内ではあまりなじみのない色ですが、なぜトンネルではあの色が採用されているのでしょうか。 トンネル内のオレンジ色の照明には「低圧ナトリウムランプ」が使われている(画像:photolibrary)。 NEXCO中日本は、「オレンジ色の光は、ちりや排気ガスなどの影響を受けにくいため」と説明します。照明灯具は「低圧ナトリウムランプ」という、ガラス管にナトリウムの蒸気を封入したもので、トンネル内の照明として採用されたのは昭和30年代からだそうです。 一方で、オレンジ色の照明のなかでは、赤色のものが黒っぽく見えてしまうデメリットも。そのため消火栓は蛍光色の赤色で塗装され、赤色に見えるよ
東海北陸道の福光ICで実施されている「路外給油サービス社会実験」の期間が、2018年7月14日まで延長されます。 ETC車限定 NEXCO中日本は2017年7月10日(月)、東海北陸道の福光IC(富山県南砺市)で行っている「路外給油サービス社会実験」の期間を1年間延長すると発表しました。 当初は今年の7月14日(金)まででしたが、2018年7月14日(土)まで延長されます。 東海北陸道のひるがの高原SAと北陸道の有磯海SAのあいだは、およそ150kmにわたりガソリンスタンドがない(画像:NEXCO中日本)。 「路外給油サービス」は、指定のICから一時流出し、周辺にある高速道路外の指定ガソリンスタンドで給油し、再び高速道路に戻っても、通行料金を目的地まで連続して走った場合と同額に調整するというものです。 東海北陸道のひるがの高原SA(岐阜県郡上市)と北陸道の有磯海SA(富山県滑川市、魚津市)
2017年度、中部エリアではどのような道路がつくられるのでしょうか。現在工事が進んでいる、あるいは計画されている国のおもな道路事業を取りまとめました。 東海環状道、三遠南信道の一部が2017年度開通 2017年度の、国の道路整備事業はどのような内容が進んでいる、あるいは予定されているのでしょうか。国土交通省中部地方整備局および北陸地方整備局が2017年3月31日に発表した資料に基づく、そのおもなものは以下のとおりです。 東名高速と東海環状道、伊勢湾道が接続する豊田JCT付近。画像はイメージ(画像:pixta)。 なお、未開通区間のIC名、JCT名などは仮称で、原則として事業中の区間のみ記載しています。一部、NEXCO中日本の資料に基づいて記述する箇所もあります。 東海環状道(愛知県豊田市~岐阜県関市~三重県四日市市) 名古屋圏の環状道路を形成する約160kmの道路で、東側の豊田東JCT~土
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