熊本市は16日、市電の延伸を検討している5ルートのうち、東区の自衛隊ルート(健軍町電停~東町の第二空港線、1・5キロ)を優先して調査を進める方針を明らかにした。市議会都市整備委員会に報告した。 市は2015年度、延伸の候補として5ルートを設定。沿線人口や道路幅、周辺施設などを調査し、概算事業費や収支見込みなどを比較。自衛隊ルートと中央区の南熊本駅ルート(辛島町電停~JR南熊本駅、1・7キロ)の二つに絞り、16年度も調査を続けた。 その結果、事業費(概算)は自衛隊ルートの100億~130億円に対し、南熊本ルートは310億円。費用対効果も自衛隊ルートが南熊本ルートを上回った。 自衛隊ルートは、健軍町電停から東に向かい、第二高や熊本東署が並ぶ市道を北上する。終点の横には市民病院の移転予定地もあり、年間58万人の利用を見込む。市交通政策課は「病院移転も調査を優先した要因の一つ」と説明する。 同日の

