思考力を鍛えてきた人材か? 前回は「中堅中小企業が大企業との競争に勝つためには、まず従業員の基礎力を高めるところから始めなければならない」という話をしました。 大企業が有利な点は、会社のネームバリューが高く資金力が豊富(=待遇が良い)なため、採用の段階で基礎力の高い人材を採りやすいところにあります。一般的には一流大学の成績上位の学生や有名大学の体育会系の学生ほど大企業を指向するため、中堅中小企業での基礎力の高い学生の採用が難しくなります。今のように学生側の売り手市場ではなおさらです。 そうなれば、大企業と中堅中小企業との差は開く一方です。中堅中小企業では、採用した人材の基礎力を高める訓練をすることがどうしても必要になるというわけです。 ここでいう基礎力とは「思考力」と「行動力」の2つを指します。学歴だけで人の能力を正確に測ることはできませんが、学歴は学生時代から頭を使っていた人(=思考力を

