運送事業の要として活躍するトラックドライバーだが、高齢化が進み、多くの中高年に依存している状況にある。将来のことを考えて、若年層を積極的に取り込んでいかなければ、間違いなくドライバー不足に陥ることになる。実際に、全産業と比較して低賃金・長時間労働(厚労省「賃金構造基本統計調査」より)である運送業のトラックドライバーになりたいという人は少なく、特に若年層や女性の割合は全産業と比べて極めて低い状況となっている。当然のことながら、新卒採用に取り組んでいる事業者は少なくない。だが、運送事業一本でやっている事業者では、運転免許の問題で積極的に新卒採用を行うのは難しい。育てる期間を設けるだけの余力がないというのが現状だ。ただ、中小運送事業者の中には「若い人に投資しなければ先がない」と考えている経営者も増えている。一方、10代でドライバーになりたいと考えている人もいないわけではないが、免許取得支援があっ

