事前に市場の未来を読んで先回りする、問題が起きる前に対応する――新市場を開拓する経営者は、間違いなくそんな「タイムマシン」を持っている。本シリーズでは、ベンチャー起業家たちに、彼らがいかに数年後の社会を読んだのか、今後はどこにビジネスチャンスがあるかを語ってもらう。今回は25歳の時、史上最年少で上場を果たした経営者・リブセンスの村上太一社長に話を聞いた。(企業取材集団IZUMO) バイト募集の紙に見た“時代の歪み” 「新たな事業を興す人物には、きっと“時代の歪みを正す感覚が必要”なんです」 人材紹介サイトを運営するリブセンスを起業し、史上最年少で東証一部上場へと導いた村上太一は、自らが考える起業家の条件をこう語る。 彼自身がまさにそうだった。高校生の時から「将来は起業を」と考えていた村上は、繁華街で電柱に貼ってあった “バイト募集”の紙を見て「既存の求人媒体は掲載料金が高いのかな」と感じた

