「しっかり考える」。口で言うのは簡単ですが、いったいどうすればそうできるのでしょうか。『東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣』(あさ出版)という著書を上梓した、東京大学先端科学技術研究センター教授・西成活裕(にしなり・かつひろ)先生は、仕事においてしっかり考えるためには、「大局力」と「場合分け力」というふたつの力が欠かせないと語ります。それぞれどんな力なのでしょうか。それらを磨く方法とあわせて解説してもらいました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 しっかり考えるために欠かせない、「大局力」と「場合分け力」 仕事で成果を挙げようと思えば、しっかり考えなければならないということは言うまでもないでしょう。思いつきだけで仕事を進めていては、大きな成果は挙げられません。でも、しっかり考えるとは言っても、その中身も重要です。もちろん、ただ単に時間をかけて考えればいいというわけではあ

